どうも。Webディレクターのマイゴーです。
「あなたにあった企業はきっと見つかる」そんな思いで色々な企業を分析しています。
本日は「ぐるなび」。楽天のみん就では人気IT企業ランキングで25位を収めたぐるなび。
名のある企業が連なる中で素晴らしい結果です。そんな人気企業には優秀な方が集まり、さらなる発展を遂げることが出来ます。恐らく、高収入で良い待遇の企業なのでしょう。
これが外から見たぐるなびですが、実際はどうなのでしょうか…
ぐるなびが参入している業界は群雄割拠の飲食検索サービスです。
そんなぐるなびのWebディレクターについて詳しくみていきましょう。
目次
結論から
カンクロウ系Webディレクター
と表現してみました。NARUTOのキャラです。分からない方すみません。
インスピレーションです。
コミュニケーション能力に強みがあり、全体的な実力は強者の部類。ただ、トップ層とは言い難い、1.5軍層。認知度も高く、一定のファンを抱えている。そんな理由です。
ではなぜそういった結論に至ったのかを詳しくみていきましょう。
年収
1番大事な情報ですよね。まずは年収からチェックしましょう。
毎度のことながら、上場企業は調べるのが楽で助かります。そして正確なデータなので信憑性が高いです。
ぐるなびの年収はあまり高いとは言えません。右肩上がりに伸びていきつつも、2015年という早い段階でストップしています。他社だと2018年頃まで伸びている企業が多い中、ビジネスモデルの辛さが早い段階で見抜かれているように思えます。
ただ、これは全体の話です。平均なので役職も年齢も関係なく平均値を出しています。
充分ありがたい数値ではありますが、ぐるなびのWebディレクターの年収と言うには言い過ぎです。
ついでに、こちらも毎度のことながらDodaさんの年収データを見てみましょう。
男性 | 女性 | |
20~24歳 | 327 | 309 |
25~29歳 | 413 | 381 |
30~34歳 | 482 | 427 |
35~39歳 | 538 | 448 |
40~44歳 | 577 | 442 |
45~49歳 | 609 | 470 |
50~54歳 | 644 | 418 |
55~59歳 | 696 | 444 |
毎度のことですがDoda調べだと年収が下がる傾向にあります。ただ、他の企業に比べると下がり幅は少ないのであまりバイトの方などはいないのでしょうか。これはあくまで参考値として捉えて下さい。
ということでもう少しリアルな数値を探ってきます。転職口コミサイトからWeb関連の仕事をしている人に絞って年収の集計をしてきました。
だそうです。また、前職の年収を参考にしており、スタートで差がつくとなかなか埋まらないようです。
年収は低いわけではありませんが、高いわけでもありませんね。世の中的に見たら充分かもしれませんが、ぐるなびという看板からするとイマイチな印象です。
完全実力主義の会社に比べると従業員内で年収格差はあまり起きておらず、有価証券報告書に近い数字で給与を貰っている人が多いようです。
最後にぐるなびの求人を見てみましょう。
Webプロデューサー(インベントリー)/本社
月給:不明
技術職がメインでWebディレクターは1つしかありませんでした。
給与が不明なのは不親切ですね。前に給与不明で求人を出している企業の人事に会いましたが、セコい人だったのでその印象に引っ張られます…
会社情報
改めてですがここをみましょう。どういった会社なのか。
会社名:株式会社ぐるなび
所在地:東京都千代田区有楽町1-2-2 東宝日比谷ビル6F
事業内容:パソコン・スマートフォン等による飲食店等の情報提供サービス、飲食店等の経営に関わる各種業務支援サービスの提供その他関連する事業
従業員数: 単体1,622名 連結1,852名(2020年9月30日現在)
上場取引所:東京証券取引所市場第一部
主要事業:ぐるなび
という情報が分かりました。何と言っても会社名にもなっているぐるなびが特徴です。
良くも悪くも飲食店ビジネスの一本足です。ぐるなびが廃れてしまったら、それに付随しておこなっているデータ提供サービスなども共倒れです。ただ、そんな中でもこれだけの従業員を抱え、運営できているのは確かな事業パワーがあるからでしょう。
勤務地は東京駅から近い日比谷、有楽町エリアですね。オフィスから出て向かう方向を変えるだけで飲み屋もありキレイなエリアもあり便利といえば便利そうなエリアです。
※実際のオフィスです
社内の雰囲気
個人的には仕事をする上でかなり重要な要素だと思っています。IT部門はどのような雰囲気が調査してきました。
・営業の立場が強い
・トップダウン
・IT部門内での関係性は良好
・朝礼がある
・体育会系
・一定数、会社にぶら下がっている人もいる
・オーナー企業なので鶴の一声で物事が決まる
というコメントが多かったです。典型的な古い企業ですね。営業から成り上がった会社が後からIT部門を作って、何となく進めているとこうなるよね。っていう典型的な例です。
正直、こういった会社は技術力もそうですが、働いているだけで疲れるケースが多いです。その割に競合には確実に競り負けます。
2020年になっても営業の権力だとか立場だとかそういったことをITメンバーから言われてしまう企業に先はないと思っています。やることなすこと世間の感覚とズレていたり、ITのことを分かっていないせいで無理なオーダーが出がちです。
ITで働く人間としては働きたくない会社ですね。
※実際のオフィスです。
ワークアンドライフバランス
実力主義の会社はワークアンドライフバランスが崩れがちですがどうでしょうか。昨今の社会状況的にも気になるところです。
・全体的に残業は多め(サービス残業になることも)
・有給も状況によっては取りづらい
・営業が「今日まで」と言えば深夜であろうと対応
・9−18時の固定就業時間
・100時間残業マンも!?
改善傾向にあるようだが、なかなか進んでいない印象でした。22時以降はオフィスが消灯するようです。
「制度があっても営業が使えないからITも使えない」そんなイメージです。本当によくある営業に引っ張られてITも忙しくなるパターンですね。
ぐるなびへの転職難易度
面接は2回であり、先に書類選考をされます。
面接で聞かれることなどから推測するに、
・一定以上のスキル(応募フォームの内容を満たしているか)
・ストレス耐性、フレキパイプ性、行動力
が主になるように思います。どちらかと言うとITのメンバーであろうと内面重視な傾向にあるような気がしました。
ぐるなびに合うWebディレクター
色々と調査する中でぐるなびに合うWebディレクターがみえてきました。
私の考察にすぎませんが、ぐるなびを検討するWebディレクターは以下のような方だったら合うと思います。
・営業折半の出来るWebディレクターである
・若い内は仕事ファーストでやりたい
・業界2,3番手のサイトの扱いに慣れている
・フットワークは軽い方
だと思います。どちらかと言えば、バランス力のあるWebディレクターが向いているように思います。逆に自分の考えが強すぎたり、我を通すタイプは向かないと思います。
まとめ
如何でしたでしょうか。ぐるなびのWebディレクターに興味はでましたでしょうか。
ネームバリューはあるので若い方の修行場としては良いかもしれませんね。
でわわわわ!
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