内定先がブラック企業かを知る方法一覧。その内定先…大丈夫?

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新卒就活は大変です。これ程、2:6:2が分かりやすいものはなく「内定を沢山ゲットする人、1,2個の内定をゲットする人、いつまで経っても内定がない人」で分かれます。だからこそ、やっと得た内定で自分を納得させて就活を終えてしまう人が非常に多いです。

しかしながら、下手な企業の内定で就活を終えてしまうことは高学歴である人ほど勿体ないです。勉強にかけた何千時間で得た学歴を捨てているのと同義です。特にその企業がブラック企業であれば最悪です。高確率でお先真っ暗であり、お金や健康、恋愛で苦労する未来です。

だからこそ、内定先がブラック企業であるかどうかを事前に知っておくことは大事です。入社してしまったら手遅れですが、就職活動中であれば巻き返しが可能です。個人的にはブラック企業の内定先しかなければ、就活浪人してもいいと思っている派です。それくらいブラック企業には入ってはいけません。今回は、そんなブラック企業に入らないために就活生でも分かるブラック企業の判断方法についてお話したいと思います。もし、ブラック企業であれば、苦労してでも就活をし直すべきです。その苦労をすることでその先何十年の未来が変わるからです。

目次

口コミサイトの評価は3.3以上かどうか

私は何社か経験していますが、会社の実態にそったことを知るには口コミサイト(Vorkers)が最も信頼できます。口コミサイトに書かれている内容は多少の偏向があるので、内容に注目するよりかは点数に注目すべきです。1人だけの点数だと信頼に値しませんが、何十人何百人がつけた点数は均されています。

しかしながら、就活生だと「何点なら良いの?」と思うのは致し方なく当然と言えます。
私が経験した感じですと3.3以上は欲しいです。あくまで私の経験則ですが
3以下:多くの社員が不満を持っている
3.0~3.2:多くの社員が不満を持っているが、一部社員は満足している
3.3~3.8:不満を持つ社員もいるが、世の中的に見れば満足していいライン
3.9~:社員に問題があることが多い
といった感じです。口コミを見るには会員登録が必要ですが、点数を見るだけなら会員登録の必要はなく、企業名を入れるだけで見られます。内定先のチェックは欠かせません。

もし、口コミサイトに10件以下の口コミしかない場合は論外です。感覚値90%以上はブラック企業です。社員はかなりの不満を持っているが、従業員数が少ないため書き込みをするとバレるから書き込まないことが多く、口コミが集まっていない印象です。

口コミサイトの年収は同業種と比べてどうか

働くと分かるのですが、ブラック企業は
・人間関係が最悪だからブラック企業
・薄給だからブラック企業
など人によって異なります。しかしながら、多くは「人間関係」and「年収」でブラック企業だと判断します。人間関係は配属ガチャであるため、外からは判断できません。そうなると年収からでしか判断できません。その年収も先程のVorkersである程度知ることができます。

年収が高いかどうかは相対的であるため、人によって判断が分かれるところですが、確かに言えることは同業他社より高いかどうかです。同業他社よりも年収が劣っていると不満に繋がることが多いです。「あっちの方が貰える…」という比較をした不満を持ちがちです。また、年収が低いということは、その同業他社よりもビジネスとして負けている状態です。そのため、何かと辛い戦いを強いられます。そういった意味でも年収というのは、業界内での立ち位置を知る1つの指標と言えます。

業界シェアはどうか

業界シェアは上位でなければなりません。最低でも3位以内であり、個人的には1位以外ありえないと思っています。業界1位であることは
・営業マンであれば、商品が売りやすい
・年収が高い傾向にある
・良い社員が集まっており、成長機会が多い
・意外?にも挑戦的な環境がある
ことが多いです。逆に業界順位が下がれば下がるほど、年収は低くなる傾向にあり、商品が売りづらいです。業界順位が低すぎて分からないような企業は、他社と同じものを高くうっているだけであることが多く、毎日が苦痛になることが多いです。

業界はどこか

業界順位も重要ですが、業界も重要です。業界毎に色が存在しており、
飲食:パワー系が多く、まだまだサビ残が横行している。年収低め
IT:ロジカルな人が多く、物腰柔らかめが多い。仕事大好き人間が多い
金融:賢さとパワー系のハイブリッド。年収高め
観光:プライド高め。ブランド志向が強い
不動産:倫理観の欠如。年収はバラツキあり
人材:若い。年収は多少高め
などなど、これはかなり一部の情報ですが、業界毎に働いている人の性格が似ていたり、年収に多くなバラツキがあります。自分に合う業界に行くことが1番ですが、それが分からないのであれば、「各種インフラ系」「IT」が良いことが多いです。私であれば、飲食や不動産、保険関連は絶対に選びません。

年収重視なら○○、落ち着いた環境なら○○など自分が求める環境を選ぶには業界選びが重要です。

内定を得るまでの面接はどうだったか

思い返してみて下さい。内定を得るまでの面接はどうでしたでしょうか。
・圧迫面接をされた
・色々と手際が悪い
のであれば、結構危険です。圧迫面接を今でもやるような企業は遅れている企業ですし、手際の悪さは入社してくる人に対しての重要度が低かったりすることの表れです。

上記はよくある話ですが、最も大事なことは「直属の上司はどうだったか」ということです。極端な話をすれば、ブラックかどうかは上司できまります。口コミでホワイト企業っぽい感じがしつつも、ハズレの上司を引けばそれまでです。その上司がブラックっぽい思想をしていたら、避けるべきです。中途入社であれば、上司との面接も可能です。内定を得るまでに面接できなかったのであれば、1度面談の機会を設けてもらうべきです。それを拒否されたり、嫌な顔をされるようであれば危ないかもしれません。人事の目からみても「この人を入社前に対面させるのは…」「この人面倒くさいから調整したくないなぁ」など後ろめたい気持ちがあるということです。

従業員数はどうか

従業員数が多い会社の方がホワイト企業である傾向が強いです。
・度重なる労働改善に対応しており、ホワイト労働に向き合っている
ということです。人が多ければ、それだけそこで働く人の感情があります。時には負のエネルギーが強すぎて、垂れ込む人も普通にいます。そういった対応を何度もしていたりするため、労働環境には気を使っている傾向が強いです。また、従業員数が多いと会社としても大きいので、会社のブランドイメージも大事です。社員から「良い会社」だと思ってもらうための環境つくりが大事であり、日々向き合っている傾向が強いです。

あくまで個人的なイメージですが、従業員数に対する労働環境への配慮は
10,000人以上:かなり気を使っている
5,000~9,999人:気を使っている
ーーー合格ラインーーー
1,000~4,999人:気を使っているが、必ずしも労働環境には反映されていないこともある
100人~999人:ブラック企業に当たっても文句の言えない確率
~99人:一部の人情味社長を除くと9.9割ブラック企業
ってイメージです。製造業を除いてグループ全体でみています。

5ちゃんねる(2ちゃんねる)は見る必要なし

普段は使わないけど、内定祭のことを調べるときだけ5ちゃんねるを見る人がいるのではないでしょうか。「○○○(内定先企業名) 5ちゃんねる」みたいに検索していないでしょうか。

調べる分には一向に構わないと思っていますが、あてのならなさが極まっています。
あれを見ていたら、どんな企業にも入れなくなります。話の内容が嘘100%とは思いませんが、かなり脚色されていたり、負の感情により悪口にもっていくような書き方が強いです。また、かなり下らない話で相手の話も聞かずに意見を言っているだけであり、しょうもないです。普段まとめサイトを見る私なので、ある程度どういうものかは知っているつもりですが、しょうもないと思います。

労働集約型か否か

私は1度だけ労働集約型の仕事をしたことがあります。職種名はコンサルタントだとか言われていましたが、そんなことはなく期間工と一緒で頭よりも体を動かすことが正義と言われるような仕事でした。人を増やせば増やすほど儲かる仕組みであり、その1人として歯車を回していました。経営者や上司からは「誰にでも出来る仕事ではない」と言われましたが、そんなことを思ったことは1度もなく価値のない仕事だと思いました。

やってみたからこそ言えるのですが、労働集約型に従事するのは価値を下げることです。頭を使って働く人は労働集約型でせっせと働く人よりも相対的に価値を上げているため、労働集約型に従事する人の価値は下がっていきます。
・何をしているんだろうという虚無感
・漠然とした将来への不安
・シンプルに体調を崩す(ストレスが原因)
これらのことを毎日感じてしまうので、わたし的にはブラックと言えます。

では労働集約型がどういった仕事かという話ですが、「とにかく数売ってこい系の営業」です。労働集約型の営業の場合は大手企業であってもそこまで入社難易度は高くありません。だからこそ、変に浮かれてしまうのは要注意と言えます。

ベンチャー企業は信用できない

ベンチャー企業が良いのか悪いのかの議論がよく起きますが、個人的にはナシです。確かに良いベンチャー企業があることは知っています。しかしながら、多くのベンチャー企業は見え方と実態が乖離しています。
・能力の向上しない作業を永遠とやらされる
・一瞬の給料は高いが、長い目で見たらそんなことはない
・ベンチャー企業で学ぶことよりも大手企業で学ぶことの方がお金になる
・ベンチャー企業はいつでも入れる
といったことから、ベンチャー企業はオススメしていません。今回で言えばブラックということになります。

しかしながら、分かりやすい例外として「メガベンチャー」と言われるようなほぼ大手企業に分類されるようなベンチャー企業です。DeNAや楽天といったITメガベンチャー系はオススメします。

大企業は入ってみないと分からない(だからその内定先でも良い)

ちゃぶ台返しをするようですが、今までの内容は「大企業のほうが良い」という結論が多かったと思います。しかし、大企業であっても絶対にホワイトだとは思いません。
・部署ガチャ
・上司ガチャ
をくぐり抜けた先にホワイトが待っています。大企業が良いというのは、その配属ガチャ、上司ガチャでSSRを引ける確率が高いというだけの話です。

そんな部署ガチャや上司ガチャはネットで調べてもわかりません。唯一知れる方法は
・入社前に会社案内をしてくれる
・入社前に上司と話せる
といった機会があれば、「明らかな悪」はわかるかもしれません。しかし、必ずしも判別できるとは言えません。そうなると入ってみるしかありません。なので、個人的には大企業であれば、入社していいと思っています。

 

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