【社内政治上手】宮迫さんが身を持って証明した転職してはいけないタイプ

国内就職・転職系

昨今、転職が一般化し始めたことで選択肢の1つに転職が上がるようになってきました。「辛いことがあっても我慢して居続ける」くらいであれば「転職すれば?」というのがわりと普通になってきているように思えます。私も転職組であるため、転職に対してそこまでマイナスイメージはなく、目的と目標がしっかり定まっていればオススメしています。

しかし、誰でも転職すればいいとは思っていません。世の中には転職しない方がいい人が多く存在します。そしてその診断は難しいことはなく、簡単にわかります。以下にそれを記載しており、どれだと思いますか?
①社内評価◯、市場価値✕
②社内評価◯、市場価値◯
③社内評価✕、市場価値◯
④社内評価✕、市場価値✕
…簡単ですよね。①ですね。④も該当するように思えますが、市場価値も低いため転職してもしなくても結果は対して変わりません。社内の事情をよく分かっている分、居続ける方がまだマシです。

しかし、①は転職をしてはいけません。社内評価が高いということは給与も居心地も良いかと思います。そこを勘違いして「俺は外でもやれる」と思い転職すると痛い目をみます。こういうタイプはプライドも高いため、通用しないことを認められず下手な立ち回りを繰り返して首が回らなくなってきます。名誉もお金もプライドも全て失う結末が待っています。

私は前々からこの考えを持っていたのですが、良い実例がなかったので机上の空論になりがちでした。しかし、Youtuberの宮迫氏が身をもって証明してくれたことでこの論を展開できると思いお話をしました。

改めて宮迫氏がどういった経緯にあるのかを整理すると
【吉本時代(社会人時代)】
処世術で上から気に入られ良いポジションを確立していた。しかし、後輩評価は必ずしも高いとは言えなかった。有吉氏からも「バカのくせにバリアを張る」「芸人なのにいじれない」といった辛辣な物言いをされている。千原ジュニア氏も多くは語らずとも、宮迫の生き様を冷ややかな目でみている。私服のセンスも低くかった。(後出しジャンケンのようだが)私から見て当時から面白いとは思えなかった。
➔企業で言う「ヒラメ上司」「社内政治上手」といった人ですね。能力は高くなくとも、上からの評価が良く、社内でのポジションを確立できている状態です。

【闇営業時】
闇営業をして2択を外し続ける。結果、芸能界を半ば追放されたような扱いになる。

【Youtuber時代(転職してフリーランス)】
出だしはヒカル氏の手助け?もあり上手くいっていた。ただ、自力がなかったため、
・再生数は右肩下がり
・焼肉は今のところ全く上手くいっていない
当初はYoutuber達から尊敬?しているていで接してもらっていたが、現在は遊ばれている。

といった状態です。もし、宮迫氏がオリラジの中田氏のような能力があればこうはなっていなかったと思います。
・社員のエンゲージメントを保ちながら引っ張る力
・戦略戦術を練り、推進する力
・世の中のニーズを掴む力
・経営する力
など、市場価値の高い汎用的なスキルを持っていれば、今とは違ったと言えます。しかし、「社内評価が高いこと=市場価値も高い」と勘違いしてしまった結果、周りに良いように利用され、心の底では冷ややかな目で見られている状態です。

宮迫氏が取るべき選択肢は全力土下座で吉本に残ることでした。社内評価だけ高い人間はそうしない限り、世の中で立っていることはできません。兼近が売れる前は犯罪上等なことをしていたにも関わらず、意気揚々と顔を出せる世界です。そう思えば、闇営業も立ち回り次第では許されるレベルです。実際、ロンドンブーツの亮氏は生き残っています。

世の中の社内評価◯な人たちへ

社内評価が高いと往々にして「俺はできる人間だ」と思います。特にプロパー(新卒で入った会社で働いている)は会社から可愛がられ、ポジションもつけてもらえるのでそう思いがちです。自己肯定感を高めて、思い切った仕事をすることは良いですが、謙虚さを忘れてはいけません。
・後輩や部下の良いところを見つけて尊敬する気持ち
・誰に対しても礼儀正しく
・面倒くさい業務程、自分がやる
などを忘れていないでしょうか。どこか偉そうに見えるような立ち回りをしていたり、自分より立場の高い人たちとばかり絡んでいたり、後輩や部下の話を聞かずに話してばっかりじゃないですか。

そうなり始めていたら、黄色信号です。社内評価は高まるばかりで市場価値は相対的に見て下がっていくばかりです。年齢だけ重ねていくと、どんどん転職はできなくなります。転職する気がなければ何も問題ないのですが、転職せざるおえなくなった的な時にどうしようもなくなります。そうならないように、自分の目標とする姿を整理して、客観的に自分を見つめ直し、何が足りないのかを認識しておく必要があります。

個人的には「社内評価◯、市場価値✕」のような人は嫌いですし、根絶させたいです。しかし、現実問題そうはなりません。その人のことを思えば、「残ったほうが良いよ」と言います。しかし、害悪であることは間違いないので改善はしてほしいです。そういった想いもあり、この話をしました。おわり。

コメント

タイトルとURLをコピーしました