大手企業に受かる就活生の特徴とは。勝敗は、戦いの前に決しています

国内就職・転職系

多くの就活生は「ワンチャン自分も大手企業に行けるんじゃないか」と思って大手企業を受けてみたりします。しかし、現実は甘くはありません。殆どの人は大手に受かることはなく、ワンランク、ツーランク下の企業に滑り込むような形で内定がでます。

一部の例外を除いて、大手企業に受かる人は決まっており、下馬評通りに受かっていきます。それはその人達に特徴があるからです。それを知っていれば
・自分は大手企業に受かるタイプかも
・自分は大手企業に受からないタイプだな
と分かります。チャンスを掴めるかもしれない人にはしっかりと掴んでもらいたいですし、そうでない人は無駄な時間を過ごさないように良い中小企業を探す時間を費やしてほしいです。

本日は大手企業に受かる就活生の特徴を説明していきます。参考情報の1つにしてもらえればと思います。

目次

高学歴である

重要度:★★★★☆

もはや必要条件といっても過言ではありません。多くの大手企業には高学歴だけではなく、そこそこ学歴や低学歴の方もいます。しかし、技術要員や偶然ハマる部分や学歴以外のことに長けていたケースであり、簡単に言えば狙ってやれるものではありません。

高学歴ということが与える事実は
・何かに対してひたむきに取り組める
・記憶力が良い
・勝負事に強い可能性がある
ということです。これはとても重要なことであり、仕事をする上でひたむきさと記憶力は重要です。多くの場面で役に立ってきます。特に新卒から独り立ちする際はこの能力がキーになってきます。そのため、高学歴であることは分かりやすいグッドポイントです。

会社によりますが、MARCH以上であれば最低限はクリアといったところです。地元の大手企業であれば地方国立大学でもOKです。そうでなければ、学歴で戦うのは素直に諦めたほうが良さげです。

しかし、高学歴だからといって
・性格が良い
・要領が良い
・協力的である
・一定のストレス耐性がある
・素直である
といった人間的な部分や成長性は分かりません。なので、書類選考と面接があるわけです。高学歴は書類選考は通りやすいです。しかし、その次の面接で落ちてしまうこともあります。それは人間的な部分で未熟と判断されているわけですね。

論理的思考能力に長けている

重要度:★★★★★

大手企業の兵隊要因として働く場合は論理的思考能力の重要度はまだ低いです。しかし、それなりの仕事をする場合は論理的思考能力は超重要です。論理的思考能力は社会人1年目から定年まで求められるベースの能力です。特に上の役職を狙うなら、超必須です。

また論理的思考能力は今日明日で身につくものではありません。ちょっとずつ成長させていくものです。そして、論理的会話を好む友達もいります。学生の頃からそういった環境とトレーニングを少しずつ積んでいくことで自然と身につくものです。また、才能的な要素もあり、できない人はなかなか出来るようになりません。そのため、賢さの指標になったりもします。

だからこそ、論理的思考能力がある学生が欲しいわけです。仕事で役に立つ上に育てるのに時間がかかるからです。育てる必要もなく、論理的思考能力がある人はそれだけで価値があります。
・ノリと勢いで何とかなる学生の価値観を卒業している
・即戦力になりやすい
・将来性を感じる
といった証拠になります。学歴が普通レベルでも、この論理的思考能力に長けていれば、自分が思う以上の企業が狙えたりします。理系出身の社長などが狙い目です。

また、面接のために論理的な会話を用意してもたいてい身になりません。どこかでボロがでたり、詰まったり、辻褄が合わなくなります。これを言うと「俺は口が達者だからイケる」と思う人がいますが、学生の口達者と社会人の口達者はレベルが違います。偉そうにベラベラと正論だけを言うことが論理的思考能力とは言いません。そのあたりが理解できていないと、就活で敗者無双しますのでお気をつけて。

切り返しに長けている

重要度:★★★☆☆

社会人になれば大変な時があります。特に営業だとクライアントとの会話で困る時があります。そんな時に咄嗟に上手く切り替えせる人ってのは役に立ちます。それだけで、クライアントからの信頼を得ることもできます。逆に切り返しが下手な人はクライアントの信頼を落とすことにも繋がります。

また、これは今日明日でできるようにはならず、元々の才能やそういう環境に身を置いていた人が身につくものです。だからこそ咄嗟に考えて何かしらの答えが出せる人は貴重です。特に営業職で働く場合はこの能力が求められます。面接官が焦るような質問や予想外の質問をしてくるのは、こういった背景があります。

しかし、すべての職種で重要視しているわけではありません。営業職にとっては重要度高めですが、他の職種はめちゃくちゃ重要というわけではないです。むしろ、口八丁手八丁で適当なことを言うのは困ります。切り返しが上手くてマイナスになることはありませんが、そこまでプラスにならないこともあります。

準備周到である

重要度:★★☆☆☆

社会人は準備ゲーです。その場しのぎで何とかなるってのは、低いレベルでの話であり、大手企業を始めとしたレベル帯ではいかに準備をしたかで勝負は決まっています。そしてこの就活もそういった準備をすることのできるかを見ている側面があります。
・基本的な受け答え
・基本的な礼儀作法
・業界に対する知識
・志望する会社への知識
など、ありがちな就活対策ってありますよね。これらをしっかりと抑えているかです。

しかし、準備はできて当たり前です。できたからと言ってOKというわけではないです。あくまでふるい落とすためのものだと思ってください。

相手に良い印象を与える外見である

重要度:★★★☆☆

残念な事実ですが、大手企業の方がいわゆる良い外見持ちが揃いやすい傾向にあります。特に営業職を始めとした外向けの仕事になるとその傾向が強くなります。なぜ、大手企業が外見を一定のレベルで大事にするかと言うと
人で売る営業(人間関係ファースト)は成績が出やすい(売上が伸びる)
・ワークエンゲージメントが高まる
からですね。業種によりますが外見は売上に比例しやすい傾向にあります。だからこそ、努力の範囲を超えている外見というのは才能そのものであり、重要視されます。しかし、美男美女だけではなく、良い印象を与える外見や清潔感があれば問題ないことが多いです。むしろ、そういった外見も意識した努力をしていることは
・相手が求めることを理解している
・相手に不快感を与えない安心感がある
といった裏付けにもなります。

全職種全業種で外見が重視されるわけではないので、★3つとしましたが、自分を売るような営業スタイルである場合は、外見の重要性も考えたほうが良いと思われます。

勘違いしていない

重要度:★★★★★

大手企業は数ある優秀な学生から欲しい人材を取れる立場にあります。これは揺るぎない事実です。その事実を理解せずに「自分は取る価値ありますよ?」「志望先の選択肢には入りますね」「あなたの会社はここを改善すべきですよ」といった勘違い学生は100%落ちます。
・人間性に問題あり
・自分を客観視できていない
・シンプルにウザい
といった見られ方をします。自分を優秀だと思っておりプライドが高い学生はこの傾向にあります。就活シーズンになるとこのタイプの学生が必ず一定数現れます。すべからず落ちているので、二の舞いにならないように気をつけましょう。

 

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