コロナが収束した後の現地採用事情はどうなる?現地採用にとっては追い風かもしれない…

海外就職・転職系

現在、世界各国で猛威を振るっているコロナウイルス
各業界へのダメージもさることながら、
現地採用にとっては窮地の事態です。

実際にコロナが流行った直後
多くの現地採用は契約切りにあっています。
自分の周り、ツイッターが地獄のような状態でした。

そんなコロナウイルスと現地採用ですが
収束した後はどうなるのでしょうか。

時期は違えど、いつでも海外就職を目指す人はいるものです。
恐らく、今か今かと日本で待っているのだと思います。

そんな方々に向けて
コロナウイルス収束後の現地採用事情についてお話しします。

未来を予測することで
効果的な立ち回りをしていきましょう。

目次

コロナ禍における現地採用の現状について

「now」の画像検索結果

こういった時に1番大事なこと
それは、未来ばかり考えないことです。
現状を適切に整理をすることから始めます。

現状を知り、課題を発見し、未来を予測する
これが一般的な流れになります。

ということで、コロナウイルスと海外在住日本人の現在の状況を整理しましょう。
・多くの現地採用が契約切りにあった
・駐在員の多くが帰国した
・海外在住中の日本人が死亡する状況も起きている
・ワクチン接種が先進国で始まりつつある
・しかし、ワクチンを打っても罹らないわけではない
・ウイルスに対する慣れが起き、それが生活にも予防の弱さとして影響出始めている
・日本が進出するような国でコロナを抑え込めている国はない
・コロナが収束しても経済復旧はさらに先の話
・アンチアジア人が白人国家で起きている
・リモートで働く、働き方が進み始めている
・インフラ業は生き残り、サービス業をはじめとした+αを提供する業界が死につつある
といったところでしょうか。

ニュースを見ても分かりますが、日本はそれなりに抑え込めている方です。
逆に海外は悲惨なものです。
それに伴い、そういった国で働く日本人はどんどん帰国してきています。

私が海外駐在員をしていた国で最も現地採用求人を抱えていた会社の状況を確認しましたが、
コロナ前を100とした場合
コロナ後は40~50程度の求人しかありません。
特にサービス業と言われる+αを提供する仕事は激減しています。逆にインフラは安定しています。

結果的にも現地採用の求人が激減している状況です。
しかし、これはビザの問題もあるでしょう。
雇用する側の準備が整っていないこともあるでしょう。

これらの状況が現実です。
現地採用を考えている人にとっては、数十年に1回の追い風といっても過言ではありません。

日系企業の現状について

「japanese company」の画像検索結果

コロナどうこうよりも
日系企業の状況についても整理します。
雇用側の状況を知ることも、現地採用の雇用状況を知ることになります。

結論、
・一部大手企業を除いて、軒並み調子が悪い
・日本から海外に通用するような製品、サービスが生まれていない
・EV化やAIなどのこれからの産業に対して、打ち手を取られている状況
・投資家はアメリカに寄っており、日系企業にお金が集まっていない
良い情報が上がってきませんね…

ご存知の通り、現状の日本は厳しいと言わざる終えません。
そんな日本にある日系企業が調子いいわけもありません。

そういった背景もあり、コロナ関係なく
・駐在員は減らす方向
・現地化を目指す
・海外からの撤退
など、海外進出が弱まっている状況です。

これは現地採用にとってもいいニュースではありません。
雇用側の状況が芳しくないわけですからね。

コロナが収束した後に考えられる現地採用の需要や状況について

「dark future」の画像検索結果

・コロナにおける現状
・日本の現状
・日系企業の現状
を加味すると以下のような予測ができます。

・本格的に現地採用の採用が勢い付くのは数年先
・現地採用の需要がコロナ前に戻らないかもしれない
・コロナ収束後にも就職できる現地採用は「各種インフラ系」に強い人材
・リモート化に伴い、現地採用の需要が限られる
・職種で言えば「総務」「コールセンター」「サービス系・部品系の営業」「ブリッジSE」は減少傾向になる
・外資企業に就職できる人材なら、問題なく海外就職できる

とてもじゃないですが、良い状況になるとは思えません。
人は良い方向に考えがちですが、
ドライな予測をするとこうなります。

 

来たる時期に備えて今しておくことは

「Preparation」の画像検索結果

今までの状況を考えるに
人材価値の低い人は現地採用で海外就職するのが難しくなるでしょう。

今までは、日本語が喋れて節度のある人であれば就職できました。
しかし、今後は難しくなるでしょう。
より尖った人材、価値のある人材でないと難しくなります。

そういった意味で、価値を高める必要があります。
しかし、現地採用向き・海外就職に向きではない価値を高めても仕方ありません。

未来を予測した上で、今後需要の高まるスキルは
・引き続き、経理人材は必要
・情報通信に関する営業の出来る人材(IT営業人材)
これら2つは固いです。

私はどこでも同じことを言いますが、
海外就職したいなら経理を学ぼう
これに尽きます。

需要の絶えることのない、安定したスキルを持つ仕事です。
日本に戻っても安定した職探しができます。
また、情報インフラも安定しています。

これらを加味した上ですることは
・大人しく日本で就職(海外駐在員のある会社に入り、ワンチャン狙うのも大いにあり)
・経理のスキルは個人で学習する
・人材紹介に要望を伝え、自分に合った求人を送ってもらうように頼んでおく

これらをしておけば、来たる時にすぐに動き出しが出来るでしょう。

 

ここまで話しておいて言うのも恐縮ですが、現地採用はオススメしない

現地採用に備える話を散々していますが
現地採用は絶対にやめた方がいいです。

それについてはこちらでまとめています。

 

まとめ

本当に大変な時代ですよ…

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