【就活】Fラン卒が海外駐在員になるには。海外駐在員はFラン卒もいます。

海外就職・転職系

海外駐在員と聞いたら
「良い企業に行ってる学歴マウントゴリラでしょ?」
「Fラン卒のワイには無理な話なので」
「英語が出来る高学歴な人たちばっかりでしょ?」
と想像された方々。おおかた合っています。確かに確率的な話で言えば、海外駐在員は高学歴が多いです。しかし、全員がそういうわけではありません。Fラン卒もいます。

本日は、過去に海外駐在員として4年間働いていたマイゴーが「Fラン卒が海外駐在員になる方法」をお話ししようと思います。
「Fランだけど海外駐在員になりたい」
「Fランだけど高収入を得たい」
といった気持ちの就活生はご参考に下さい。

 

目次

最も大事なのは企業選び

大企業は諦めよう

高学歴であれば、企業毎の海外駐在員数ランキングで調べて多い企業から内定を貰えるように就活するだけです。しかし、Fラン卒はそうではいけません。これら企業は全て大企業です。Fラン卒が内定を取ることはほぼ不可能です。仮に内定を得たとしても海外駐在員になるのはほぼ無理な域です。
就職活動も限られた時間でおこなうものなので、早めに諦めましょう。

まずは中堅、零細商社を狙おう

Fラン卒がギリギリいけそうな企業群から選ぶとしたらまずは中堅商社を狙いましょう。中堅商社ならFラン卒でも入社出来る可能性があります。

中堅商社は意外にも人不足です。中堅商社の方とお話すると
「最近の若手は海外駐在員になりたがらない」
「海外駐在員になる人がいなくて2回目だよ」
「海外駐在員をいっつも同じメンバーでぐるぐる回してる」
と何人も話していました。驚くことに何人もこのように仰っていたのでそんな状況なんだと思います。

中堅商社は基本的に拠点毎に2人から3人です。1人でやられている商社もあります。大企業が10人以上の海外駐在員を出しているのに対してかなり少ないです。ということは自走力が求められます。流石に20代の方には任せられないのか早くても30代前半からです。30代で海外駐在員をしている中堅商社の方はちょくちょくいらっしゃいました。
入社してからしっかりと実績を積み、適度なアピールをしていけば30代で確実に選ばれるでしょう。

中堅製造業ルートもアリ

中堅商社も難しい可能性があります。そんな方には製造業をオススメします。
モノづくりの国日本とは過去のことでかなりの人材不足です。工場で働ける人がおらず、現地採用でおじさんが働いています。しかし、本音は若手から中堅で置きたいようです。

大企業を除き、製造業は基本的に人不足です。学歴を考慮した採用もなかなか出来ません。高卒も普通な世界観なのでFラン卒でも充分にいけます。

製造業の駐在員は「社長、経理、現場」の3つです。目指すところは現場でしょう。しかし、現場は技術の世界です。なかなか若い方には任せられません。現場に1人しか日本人がいないような職場だと尚更です。そうなると小さすぎる会社は選択肢にいれてはいけません。
現場に2~3人くらいおけるレベルの企業を選びましょう。その場合、訓練として若い方が駐在員をしています。
企業規模は様々ですが、複数拠点持つような企業が目安になります。

ワンチャンスにかけて…JETROとJICAもアリ

社員に対する海外駐在員の割合が多い会社です。
経済産業省所管のJETROと外務省管轄のJICAです。貿易・投資促進と開発途上国研究を通じ、日本の経済・社会の更なる発展に貢献や各国の抱える課題の問題解決に当たっています。

海外公務員のような人たちなので一定の学力や学歴を求めます。しかし、全員がそういうわけではありません。海外での仕事なので想いや学生時代の取り組み次第で可能性があります。
海外駐在員の割合が圧倒的なので入ることが出来れば高確率で海外駐在員になれます。

3 Drivers Of Brand Choice | Branding Strategy Insider

海外駐在員向けの就活対策をしよう

Fランという時点でハンデを背負っています。せっかく良い企業を見つけても入れない可能性の方が高いです。良い企業を見つけた際にしっかりと内定をもらうためにある程度の準備が必要です。

包み隠さず申し上げるとFラン卒に求めるのは気合いと隠されたポテンシャルです。
ダラダラしてて文句を垂れる人やFラン卒に恥じない本当に無能な人なんて要りません。実直に働ける人やFラン卒だが「なんか賢くないか?」と思えるような人である必要があります。
これらはエピソードとスキルで語るしかありません。
・過去に海外ボランティアをしていた
・英語が話せる
・モノの売り買いで稼ぐ能力を持っている
・学歴ロンダリングで海外の学歴を取る
・海外インターンシップをしていた(悪徳企業だらけなのでオススメしない)
このようなエピソードやスキルをかってくれる企業はあります。

Interview Prep: Know the Company | Moore Staffing Services

現実を受け止めよう

最初に申し上げるとテンションの下がる方もいそうなので最後にしました。ちょくちょく既に差し込んたこともありますが、Fラン卒の時点でいくつか受け止めなければならない事実があります。
・駐在員になれるのは早くても30代から
・駐在員に選ばれるには20代の実績が鍵
・只のFラン卒では難しい(何かしらのエピソードやスキルが欲しい)
・(就活で実感すると思いますが)選べる立場ではないので、チャンスは掴んでいこう

これら事実を受け止めて海外駐在員を目指してもらえればと思います。

でわわわわ!!

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