【なぜ】現地採用が負け組と言われる理由。薄給で昇進が見込めなければダメなのか。

海外就職・転職系

海外の現地法人で直接雇用されているのが現地採用です。
駐在員のように日本本社から派遣されているわけではありません。

この違いは大きく、しばしば駐在員と現地採用について語られる事が多いです。

その結論の1つに「現地採用は負け組」と言われることがあります。
なぜでしょうか。そして誰がこんなことを言うのでしょうか。

これについて元駐在員の私なりにフラットな目線で語ります。

負け組とは

負け組 現地採用

そもそも今回の負け組に関する認識を合わせておきましょう。
学校、部活、会社、趣味など様々なコミュニティがあり、
それぞれにおいて負け組のイメージが異なるものです。

そして今回は現地採用です。
現地採用は社会に属す1つの括りですよね。
なので、社会における負け組を考え、現地採用の事実と比較することで現地採用が負け組か否か分かりそうですね。

では、社会における負け組とは何でしょうか。

・年収が低い
・肉体労働
・年齢相応の価値観や知識がない

・年齢相応のポジションに就けていない
・中小零細企業と言われる企業規模の小さい企業に在籍している

といったところでしょうか。

補足させていただくと
私はこれらの負け組要素を何とも思っていません。
それぞれの仕事には大小問わずの価値があり、やりがいがあります。
ただ、フラットに見たときにそう言われがちだと感じているだけです。

話は戻して、
これらのイメージが現地採用の事実と比較して
どのような違いがあるのかを確認していきましょう。

年収が低い

負け組 現地採用

現地採用の年収は低いです。例えば25歳の年収で比較すると

現地採用:18万円
駐在員:70万程度

くらいの差があります。

これは総支給なのでドライバー費用や住宅手当も金額換算しています。
かなりの差ですよね。勿論、駐在員になるために学生時代から努力をしていますし、差があるのは仕方ないことですが、
それにしてもここまで差が出るのが海外の雇用形態です。

具体的には

・衣食住
・娯楽
・移動
・安全

など、どこで切り取っても差がでます。

毎日、プールジムが付いたマンションの綺麗な一室で起き、
専属ドライバーと一緒に移動して会社に行き、
昼食は日本食+健康食を食べ、
夜は基本的に出来ない娯楽はない。ような生活です。

現地採用だとこれら生活の一部分しか堪能できません。

数字としても分かりやすく
負け組と言われる要因だと言えます。

海外で肉体労働のような仕事内容になりがち

負け組 現地採用

現地採用は基本的に営業職になります。
実際の求人を見ると色々な職種がありますが、7割8割は営業職になります。
特に若い方だと顕著です。

そういった海外の営業職ですが、どんな仕事をしているのでしょうか。

・テレアポ、飛び込みでクライアントと接触を取る
・営業ではゴマすり営業が基本
・夜も接待などをする
・仕事を取れるかはクライアントの機嫌次第
・クライアントは日系。グローバルクライアントは担当しない

といったところです。

実際に人材紹介で働く知人から聞いた話で、
「数年間、多くの求人を見てきたがやりたいと思える営業の仕事はなかった」
と言うくらい、魅力的な仕事がないとのことでした。

これは年齢に応じてそうなるわけではなく、どの年代でもこの仕事です。
知的労働ではなく、肉体労働ですね。むしろ肉体労働よりもたちの悪い労働と言えます。

平均的に知識量、考え方、性格が偏っている

負け組 現地採用

これは偏見もあります。
それなりの駐在員と現地採用とか関わってきましたが、
現地採用の方が人間的に成熟していないと感じました。

物事に対して、「知らない、一面でしか見れない、結論が稚拙」だと感じることが多かったです。
※逆に駐在員が全員が全員、素晴らしいわけではないです。

現地採用の方と多くの時間を過ごし、各々の生活やお金の話もしました。
そこで「勝ってるわ」
なんて思ったことはありません。

しかし、知識量や価値観、物事の捉え方に関しては少し思うところがありました。
勝ち負けで判断する気はありませんでしたが、「うーん…それは違うんじゃない?」
と思う場面は多かったです。

個人的には社会における大事にな要素だと思っているので、
「現地採用の人って何でそうかなぁ…」と思ったのも正直なところです。
※あくまで傾向です。

キャリアプランが乏しい①

負け組 現地採用

先程までの話にも繋がりますが、
海外での仕事や年収はとてもじゃないですがいいものではありません。
それが点の話であり、将来的に良くなるのであれば我慢もできますが、そうではありません。

どれだけ歳を重ねても昇進することもなければ年収が上がることもありません。
要するに、現地採用の生活模様が変わることはありません。

また、海外では年齢を重ねる方が価値が下がっていきます。
実際に40代、50代で現地採用をしている人は僅かです。クビになっているということです。
仕事もなくなる傾向で相対的に年収が下がっているのは負け組と言わざるおえません。

キャリアプランが乏しい②

現地採用 負け組

これまでの話は海外での話でしたが、ここからは日本に戻った後の話です。
多くの現地採用は数年で日本へ本帰国します。
なので、日本に戻った後の話も含めます。

もし、日本に戻った後に駐在員と引けを取らない企業に入れていたらどうでしょう。
海外での選択を誤っただけで、本質的には優れた人材だったと言えます。
しかし、実情は悲惨です。

日本に戻った後に就職する企業は中小零細企業が多いです。
誰もが知っているような大手企業や大企業でも上位に位置する本物の大企業に入れる人は極僅かです。

そもそも、海外在住歴が長くなり年齢を重ね、40代などに入ってしまうと
そもそも仕事が見つからないこともあります。

誤って現地採用を選択したがために、価値を下げ相応の会社にしか入れなくなります。
※中小企業が悪いというわけではなく、定量的な位置付けの話なので悪しからず…

日本で大した活躍が出来ず、相応のポジションにしか就けない

現地採用 負け組

仮に中小零細企業に入ったとしても、その会社で活躍できれば問題ないですよね。
しかし、活躍できない人が多いのが現状です。

理由としてあげられるのは

・海外での仕事内容がショボいので、日本の仕事についていけない
・英語などの外国語が日本企業で活きることは殆どない
・変な価値観がついてしまっており、順応しづらい

といったところでしょう。

海外での経験を重ねれば重ねるほど、市場価値の低い人材になってしまっていることを実感するとのことです。

入社時点で既に同年代は役職がついておりますが、そこに対して差はつけられる一方です…

まとめ

個人的には勝ち組、負け組なんてどうでもいいんですが、
現地採用の友人がかなり気にしていたのでなぜそうなのかをまとめてみました。

社会的なステータスを気にする人に現地採用はオススメ出来ません。
私個人の意見としてもオススメ出来ません。それについてはこちらでもまとめています。

 

負け組なんて言う人もどうかと思いますが、
現地採用で海外就職するならそういったことを気にしていてはいけません。
もし、気にしてしまうようであれば現地採用は止めておきましょう。

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