【検出-インデックス未登録】一発で解決。何やってもダメでしたが○○で解決しました。

大手企業社員の戯言

Webサイトに関わる人なら誰しもが気にするSEO。自分のブログやWebサービスが上位表示されることは最も大事なことといっても過言ではありません。そんなSEOですが、書き方や構成の問題で上位表示されないことは仕方ないとしても、そもそもGoogle検索上に表示されていないってことがあります。それが「検出-インデックス未登録」です。

お恥ずかしい話、サーチコンソールをあまり見る習慣がなかったこともあり、「検出-インデックス未登録」が何かもちゃんと分かっておらず、見逃していました。それに気づくきっかけになったのが「なんか、オレのサイトのインデックスされてなくね?」って思ったことです。
site:https://web-mygo.com/
って感じでsite:を先につけて検索すると、Google検索上にある自分のサイトが表示されるのですが、あまりにも少なかったんです。
記事は70以上あるのですが、30記事くらいしかありませんでした。
「40記事はどこにいったんだ」と思い、色々調べていたら、その全てが「検出-インデックス未登録」に分類されていました。

なので、
・検出-インデックス未登録とはなんぞや
・どうすればインデックスされるのか
について、調べれる限り調べ尽くしました。9割以上はゴミのような情報でしたが、しっかりと見極めて対応したところ、Google先生に全ての記事をインデックス登録してもらいました。

今回はその方法をお伝えしたいと思います。SEOで上位表示させるために作られたゴミ記事とは違う、実績に基づいた記事にしておりますので、参考にしてみてください。

目次

URLを変えましょう

結論「URLを変更する」です。

URLを変更してサイトマップを送り直したら次の日には、未登録のURLが全てインデックスされていました。
色々なことを試して何もかも効果なしでしたが、URLを変更する対応をしたら1日で解決しました。私が参考にした記事も「URLを変更すれば解決する」と強く推していたので、多くの方は、この方法で解決するんじゃないかと思っています。
※その記事を信じて良かったです。ありがとうございます…

しかし、ワードプレスで最初の設定をミスっているとURL変更が厄介です。「カスタム構造」であれば問題ありませんが、他の設定にしていたら準備が必要です。

①そもそも、カスタム構造以外の設定は記事のURL変更ができない
②カスタム構造に変更するとすべての記事のURLが意図しないURLになる
ということです。

私は今まで数字ベースのURLにしていました。この設定は個別でURLを変更することができないため、「検出-インデックス未登録」の対応が上手くできません。URLの変更をするなら、カスタム構造にしなければなりません。しかし、カスタム構造に変更すると、すべての記事のURLが勝手に変わります。

要するに「検出-インデックス未登録」に対してそのままだと解決しないし、解決のために動くと、かなり面倒なことになる。という何とも首の回らない状況です。

実際に全てのURLが変更された時に面倒なことを怠ると、オーガニック流入が0になり、今まで積み上げたSEO評価もやり直しになってしまうということです。
仮にA➔BにURLを変更するとします。その後、とあるユーザーがGoogleで検索して、A記事を見つけて押すとエラーページに遷移します。Bページにリダイレクトされることはありません。
要するに「URL変更するなら、必ず301リダイレクト設定をやる必要がある」ということです。それをしなければ、今まで積み上げたSEOの評価はまた0からスタートになります。

私はそのリダイレクト設定を準備してから、一気にURL変更しました。
恐らく、前もって準備していなかったら、バタついてミスっていたと思います。かなり面倒くさかったですが、このまま1/3の記事が「検出-インデックス未登録」のままになる方が不利益だと考えました。書いてもインデックスされない記事が33%の確率で発生するなんて、モチベーションが保てないと思いました。

「検出-インデックス未登録」はURL変更で解決すると思いますが、併せてリダイレクト対応も必要となります。それについても触れたいと思います。

URLの変更手順

先に手順を記載します。
Export All URLsというプラグインで全URLをエクスポートする
②スプレッドシート(エクセルでも可)で現在のURLと変更予定のURLの対比表を作る
③Redirectionいうプラグインを入れておく
④ワードプレスのパーマリンクよりカスタム構造に変更する
⑤各記事の編集画面に入り、対比表のURLに変更していく
⑥Redirectionで旧URLと新URLのリダイレクト設定をする
⑦「site:自分のサイトのURL」でGoogle検索して、出てきた記事を押してリダイレクトされるかチェックする
⑧サーチコンソールでサイトマップを送る
これが流れです。

①は記事のURLをエクスポートできるプラグインです。使ってみて便利でした。使い方は調べればでてくるので、調べてみてください。このプラグインで記事のURLを全てエクスポートしてください。

②は超重要です。新旧URLの対比表は必ず作りましょう。これがなければ終わりといっても過言ではないです。

Title
記事のタイトルhttps://web-mygo.com/archives/111https://web-mygo.com/archives/atarashii

こんな感じでタイトルと旧URLと新URLが一列になるように作成しました。
※ついでにURL変更したのはこのブログではないので、上の表は例です。

URLを考える際のポイントはアルファベットです。平仮名、カタカナ、漢字はオススメしません。シンプルに記事に関係のあることをアルファベットで書けば良いです。
「NTTデータについて調べてみた」って記事なら「nttdate_shirabeta」とかで良いです。細かい話ですが、ハイフン(-)はオススメしません。使うならアンダーバー(_)です。なぜなら、ダブルクリックで自動の選択範囲を決めてくれる機能が上手く作動しないからです。

③このプラグインも入れましょう。他にも良いプラグインはあるかもしれませんが、私はこれを使いました。操作性も分かりやすく、機能としても問題なしです。

④カスタム構造に変更するわけですが、/%postname%/を入れましょう。これはタイトルの文面を自動でURLにするものですが、変更可能です。下記のような感じです。
https://web-mygo.com/archives/%postname%/
※/archives/は自分のURLに合わせて変更してください。
この状態で設定変更します。

⑤ここから苦痛の時間です。各記事の編集画面に入り、1つずつURLを変更していきます。
先程述べたようにカスタム構造に変えると、URLが全てタイトルの文言になっているので、変更しなければなりません。
対比表を見ながら、コピー・アンド・ペーストでワードプレス内のURLを変更して更新していきます。決して「確かこの記事のURLは○○だから…」という思いで手打ちはしないでください。ミスを防ぐならコピペです。
※ぶっちゃけ、この作業はなにか良いプラグインがあるかもしれないです。

⑥全ての記事のURLを新旧対比表の通りに新URLに変更したら、リダイレクトです。
旧URL:入力
新URL:入力
といった感じで入れる箇所があるので、そこに入れていき登録していきます。私は「検出-インデックス未登録」の記事もリダイレクト設定しています。SEO評価されていないのでやる意味はないように思いましたが、やりました。結果上手くいったので、やってよかったです。ただ、論理的に考えればやらなくても良いかもしれません。
これで作業は99%完了です。
※ここでもインポート機能で一気にできるらしいですが、後で知りました。リダイレクトの数が多すぎる人はインポートでやってもいいと思います。

⑦確認作業をしてください。人間のやる作業なのでミスがつきものです。
このサイトなら「site:https://web-mygo.com/」とGoogleで検索します。そうすると、インポートされている記事がでてくるので、それを1つ1つチェックしていきます。意図したリダイレクトになっているかを確認します。

⑧最後にサーチコンソールからサイトマップを送りましょう。ダメ記事には「新旧URLを対比表で両方送りましょう」とか書いていますが、不要です。新URLだけ送ればOKです。

これがすべての作業です。やっている時は面倒くさい気持ちしかありませんでしたが、やり終わって、インデックスされた記事を見ると、やってよかったと思います。

意味のなかった情報

ここからはダメダメ記事に書かれてた意味のない情報です。私はこれら情報に何十時間も取られました。SEOで上位表示されていることが多いが厄介ですが、役に立たない情報なので、無視でOKです。
①内部リンクを増やす
②ページのスピードを上げる
③待てば解決される
④ページの質を上げる
⑤インデックス登録をリクエストを送る

①は全く意味なかったです。全記事に内部リンクされている記事がありますが、効果なしでしたし、内部リンクの少ない記事に対して内部リンクを増やしましたが意味無しです。ちゃんとサーチコンソールで「インデックス登録をリクエスト」しましたが、意味なかったです。

②意味なかったです。サイトが重いことで、インデックス処理をやめている的な話ですが、結果から見ればそんなことはなかったです。サイト的にはスピードが早くなったので、それは良いことですが、「検出-インデックス未登録」の解決には何も寄与しませんでした。恐らく、大手企業などが運営するWebサイトなどのゴリゴリに作り込まれたサイトレベルでないと関係のない話です。少なくともブログ程度の記事では重いことなんてありません。全て軽い記事です。

③解決されません。少なくとも私の記事は5ヶ月インデックスされていない記事がありました。これは待っていたら解決したのでしょうか。恐らくされていなかったと思います。

④意味なかったです。これを書いている人は分かっていないですね。ページの質に問題がある場合は「クロール済み-インデックス未登録」に分類されます。

⑤意味なかったです。2週間位は毎日送れるだけ送りましたが、何も改善しませんでした。

意味のない情報に対して、やりもせずに言っているわけではなく、やった上で意味がないと分かりました。私のように時間の無駄をしないように、やらなくていいことはやらないでおきましょう。

まとめ

「検出-インデックス未登録」から抜け出せると良いですね!

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