【働きがいNo.1】恋活・婚活の大手IT企業(ペアーズ、タップル…)に転職するならどこが良い?

IT系の話
昔は出会い系サイトと言われていた恋活・婚活業界。今はマッチングアプリとして脚光を浴び、一般的な言葉として使われています。
時代とマーケティング力で価値観なんて変わるものだと再認識させられます。昔は出会い系で働いていようものなら冷ややかな目で見られていたものが、今ならおかしな話でもありません。
むしろ、ペアーズやタップルの運営をしているのであれば、興味が出るくらいです。
勝手なイメージですが、恋活サイトの運営をしてる人って楽しそうですよね。
勿論、マーケティングの一環ですが…この業界の色々な顧客データを閲覧出来るのって、ちょっと興味わきません?各業種で扱うデータは違いますが、恋活業界のデータは全業界で1番楽しいと思います。めちゃくちゃ徳の低いことを言っている実感がありますが、本心で言えばそうじゃないかなと
そんなこんなで今日の業種は恋活・婚活マッチングアプリ(サイト)
これらで大手IT企業と言われる会社について研究していきましょう。そして転職に役立ててもらえればと思います。
そして今回の対象サービスはペアーズ、タップル誕生、with、omiaiです。
会社名とサービス名がどこも違いますね。まだまだありましたが、きりがないので4社に絞りました。
ついでに私が海外に住んでいた頃はTindar一強でした。ただTindarは外資なので、日本だとなかなか進出が進んでいないようですね。
ついでにエウレカ=喜びの表現 イグニス=炎 って意味です。それ以上に意味はないんですが、気になったので調べました。
データは口コミサイト(Vorkers)から集計しています。
私の意見ではなく、中の人達からの生の意見を参考にします。なのでより参考になる意見をお届け出来ると思います。
また、数ある意見からITに絞って集計しています。なのでIT職種で転職を検討している人向けになります。

目次

結論から

withアプリの評判は危険?男性の料金と恋愛婚活マッチングアプリのおすすめについて!

with(イグニス)が良さそうだけど、絶対的に良い会社はなさそう

だと思います。今までの業種研究では「この会社1択」でしたが、婚活業界に秀でた会社はないように思いました。その人の持つ価値観次第でオススメ出来る企業は変わります。

どちらかと言えば、マッタリしたい人よりはガツガツ働きたい人向けの企業が多いです。大企業ではありますが、まだまだ成長段階途中の企業ばかりです。なので給与も働き方も社内制度もこれからという印象です。まさかの結果でしたね。

 

と言うのも、大手企業だと思って調べたのですがこの中に大手企業はありませんでした。
知名度的には大手企業だと言えそうな企業もありますが、他の面では大手企業と呼ぶにはいささか力不足です。
やはり、大手企業じゃないと所々でほころびがでますね。特に給与や福利厚生、働き方に顕著に出ます。

これから大手企業になりそうな企業はありますので期待してウォッチしていきたいと思いました。

という事で1つ1つ比較しながら見ていきましょう!

年収

年収とは? 手取りとは? 額面の確認方法や「ボーナスは含まれるか」を解説【年収・手取り計算表あり】

やはり1番重要な年収からみていきましょう。転職するにあたって1番大事な情報ですよね。

恋活・婚活業界は市場規模が大きそうなので結構貰っていそうですがどうでしょうか。

ペアーズ(エウレカ)
500万〜
※評価制度が特殊

タップル誕生(マッチングエージェント)
300万〜(30歳前半)

with(イグニス)
350万〜600万(30歳前半)

Omiai(ネットマーケティング)
400万〜(30歳前半)

今までのサイトと比べて圧倒的にデータ不足でした。そのため、あくまで参考値にして下さい。こういったベンチャー系の企業は実力主義が顕著なのでブレが大きいです。

その中でもエウレカは最大手故に年収も相対的に良かったです。評価制度が特殊でポイント制をとっています。このポイントが年収に比例され年間12万円のアップもあるようです。

 

しかしながら、今までの業種と比べて年収は低めですね。年収は業種で決まると言いますが、あまり潤沢な業界ではないかもしれません。もしくは、まだまだこれからという段階かもしれません。

もし、年収重視で働くのであれば他業種に行くほうがオススメ出来るかもしれません。

サイト規模

Pairs-恋活・婚活・出会い探しマッチングアプリ-登録無料【2020】 | バナーデザイン, Lp デザイン, バナー

イメージ的にはペアーズが最大手ですが、どうでしょうか。サイトの規模が業種のシェアで決まるわけではありませんが、参考になる情報です。やはり業界No.1のサイトを扱うほうが仕事はしやすいです。No.1だからこそ学べる戦略もあります。

という事で各社の状況を調べてみました。

ペアーズ(エウレカ)
1,000万人(2020年10月時点)

タップル誕生(マッチングエージェント)
500万人(2020年10月時点)

with(イグニス)
320万人(2020年10月時点)

Omiai(ネットマーケティング)
累計400万人(2020年10月時点)

一強ですね。1,000万人とは驚きました。若い人が利用しているそうなので若い人だけの人口比率でみたら、ちゃっかりみんな入れてるようなアプリですね。

会社の基本情報

What Type Of Digital Information Products To Create - Get Marketing Today

これを忘れていましたね。転職先について話す時に「出会い系サイトを運営する会社って大丈夫…?」「ヤバい人が働いてるの?」って思われてしまうこともあるかもしれません。本当にヤバい会社だったら入るわけにはいけません。

その辺りも解消したいと思い調べてきました。

ペアーズ(エウレカ)
未上場(IACの傘下のThe Match Groupが全株を所持 アメリカの企業)
資本金:1億円
従業員数:145名
インターネット異性紹介事業 届出済み 受理番号:30130004024

タップル誕生(マッチングエージェント)
未上場(サイバーエージェントの子会社)
資本金:1億2千万円
従業員数:確認できず
インターネット異性紹介事業 届出済み 受理番号:30140070004

with(イグニス)
マザーズ上場
資本金:29億3千万円
従業員数:117名
インターネット異性紹介事業 届出済み 受理番号:30150043000
※イグニスの子会社である株式会社withが取得

Omiai(ネットマーケティング)
東証一部上場
資本金:3億9千万円
従業員数:120名
インターネット異性紹介事業 届出済み 受理番号:30120012001

当たり前ですが、全てきちんとした会社でした。未上場な会社も含めてしっかりした会社の傘下にあるので問題ないでしょう。

しかしながら、どの会社も従業員数が思った以上に少なくて驚きました。大手企業と言われるには従業員数は1,000人は欲しいところです。そういった私独自の大手企業指標では大手企業というには企業規模的な視点から満たしておりません。

理由としてはビジネスモデル的に営業マンが少ないからでしょうか。ToBのビジネスがあまりないように思えるので人が少ないのかもしれません。

サービス名と合わせて企業名の認知度が上がる、従業員数が増えるの2点を満たすことで大手企業になりうる素質は存分にあるのでこれからに期待です。

話は変わりますが、エウレカのサイトが何ともコメントしづらいデザインです。米企業の傘下なのでああいったデザインになるのは分かりますが、あれをカッコいいと思うかたはいるのでしょうか…

ワークアンドライフバランス

ワークライフバランスの定義とは?企業や個人のメリット [総務・人事] All About

やはり転職するならワークアンドライフバランスは外せません。これからの時代、重要視される1つでしょう。

大手企業ではありませんが、大企業には充分に入っている各社のワークアンドライフバランスはどうでしょうか。

ペアーズ(エウレカ)
基本的には残業も少なく休暇も取りやすい
相互尊重文化あり

タップル誕生(マッチングエージェント)
データなし

with(イグニス)
殆どの社員が残業をしていない
出勤時間の調整がしやすい
若い人が活発に働ける環境
風通しが良いと回答する人が多数
福利厚生が良いと感じる人も多い

Omiai(ネットマーケティング)
残業が多い、帰りづらい
有給は取りづらい部署が多い
福利厚生は改善の余地あり

全体的にデータ不足感は否めません。やはり出会い系サイトからマッチングアプリにブランディングされたのが最近の話なのか、歴史が浅く全体的に若い会社が多いです。故にデータが蓄積されておらず集計数に課題がありました。

また、若い会社故に改善できるようなポイントが多いと感じる方が多いようです。一方で若い会社故の柔軟さに満足感のある人も見受けられました。個人的には若い人に向いた会社だと感じました。

その中でもイグニスのワークアンドライフバランスは中の人達からも人気のようです。これから大きくなる会社はイグニス率いるwithかもしれませんね。

各社の総評

Evaluation Information | Human Resources

あくまで私の経験や似たような事例からどういった会社なのかを考察したに過ぎないので真に受けすぎないようにお願いします。

ペアーズ:エウレカ

業界No.1ということで安定した収益が約束されている。

米企業の傘下になっているのが懸念材料。要するに良くも悪くも安定性に欠けると言えます。買収先の企業とくっついたり、そもそも売却になったりする可能性もあります。日本人が思う長期雇用とは違う考えなので、働くならそういう心づもりが必要でしょう。

また、シンプルに言うとアメリカの子会社扱いになっているので経営判断や社内の体制、給与体系などが外国判断になる。良く言えばグローバルスタンダードを目指している。しかし、HPを見ると外資になりきれていない感が否めない。

ただ、唯一の外資企業というのはストロングポイントになっている。内資ではなく外資で働きたいと思っており、出会い系サイトを運営したい人にとってはベストな選択肢な可能性がある。

タップル誕生:マッチングエージェント

サイバーエージェントの子会社な時点でサイバーエージェントに入ったほうが良い。

最近のサイバーエージェントは年齢層が上がってきているが、内情を知っている身からすれば同じくらいの大手企業と比べて脇の甘さが目立つ。まだまだ組織を体系的に運営するには少し不安です。
結果的には若い人材のイケイケ文化で押そうとするので、サイバーエージェント傘下のマッチングエージェントで働くとしたら、その余波をモロに受けます。なので年齢層高めな方にとっては合わない可能性が大いにある。

また、社内がいい意味でも悪い意味でもルールに緩い傾向があるので、キッチリカッチリタイプな方にとってはストレスが溜まる可能性が高いと思います。

私の経験、知人を見てきた感想としては子会社(マッチングエージェント)に入るという選択肢はない。絶対に親会社が良い。そもそも、子会社が運営している会社に入るくらいなら他で親会社が経営している企業を選びます。

with:イグニス

個人的にはここが1番良いと感じました。

・中の人達のポジティブコメントが1番多かった

・マザーズに上場

の2点からそう感じます。働き方や若い人向けの環境を考えた時に1番良いと思います。

中の人達からの声が1番よく、評判が良いんだろうと推測できます。やはり働く上で中の人達からの口コミは大事です。そういった視点でみると最も良いのがイグニスでした。

また、上場もしているので資本力も確保されています。上場している故に会社として守らなければならないこともあるので、働く側としたら安心できる要因です。

Omitai:ネットマーケティング

ここじゃないといけない理由が見当たらなかったというのが本音です。

年収、働き方、企業規模、シェア、どれを見ても他の会社より下回っています。恋活・婚活業界で会社を探すなら、まずは他を受けてみて、ダメならこの会社…というのがリアルなところではないでしょうか。

まとめ

出会い系業界のIT企業はいかがでしたか。

・全体的に若い人向け

・真面目すぎる人は向いていない

・ステップアップとして捉える

が全体の感じだと思いました。もしこういった企業に入りたいと思っていた人がいて参考になればと思います。

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