【裏技】マコなり社長のテックキャンプから大手企業に転職する方法とは。本当に可能なのか。

IT系の話

株式会社Divが提供するテックキャンプというサービスをご存知ですか。
ITに関して未経験の方でも数ヶ月の学習でITエンジニアとして就職できるサービスです。

この情報だけだととても素晴らしいサービスと言えます。
しかし、「テックキャンプ」と調べると良い情報だけがサジェストされるわけではありません。
「ひどい」「悪い」などネガティブワードが上がることもしばしばあります。
なぜでしょうか。
・社長がYoutuber
・(一般的な社会人から見て)受講料が高額
・転職先にまともな企業がない?
などが理由として考えられます。

特にYoutubeというミーハー向けのプラットフォームで情報発信をしているので、
良くも悪くも騒がれがちです。
社長でありYoutuberであるマコなり社長もマーケティングの一環でYoutubeをしていられるかと思いますが、
敵を作りやすい言い回しや信者ビジネスっぽいやり口が物議を醸すことがしばしばあります。

加えて、アンコモンという新サービスをリリースする際には、
障壁になりうるユーザーを減らしたいのか法的措置をチラつかせました。
その時は登録者数が数千人減っています。

まさに出る杭は打たれるを体現しているかのようなマコなり社長ですが、
・Youtubeの内容
・卒業生が妄信的で少し気持ち悪い
・アンコモンのサービス内容って…
など、ここら辺の内容は正直どうでも良いと思っています。

大事なことは、「テックキャンプを経て、ちゃんと転職ができるのか」
もっと言えば「大手企業に転職する方法としてアリなのかナシなのか」
についてお話しします。

受講生の多くは、今の仕事が嫌だったり不満でITエンジニアを目指しているわけです。
高いお金を払って、夢を掴もうとしているわけです。
なのにも関わらず、
・年収も下がって、仕事もつまらない上に忙しい
・前よりも辛い
などでは元も子もありません。

定量的に言えば
・自社サービスを出しているような企業に行けるのか
・大手企業に行けるのか
これが大事な指標です。

テックキャンプはその目標値を達成するに値するサービスなのかを解説します。

目次

大手企業はITエンジニアを求めているのか

テックキャンプと言えばITエンジニアの育成です。
職種としてはプログラマーと言われる仕事になるわけですが、
この仕事は大手企業に求められているのでしょうか。

結論、求められています。

それはこちらでもまとめましたが、ITの仕事は圧倒的に増えてきています
コロナで全体の市場は買い手市場(企業有利)になっていますが、ITだけは別です。
変わらずの売り手市場です。多くの企業がITエンジニアを求めています。

この記事は各職種の求人倍率を月毎に表したものです。
※求人倍率:1人あたり何件の求人があるか

【転職求人倍率】求人倍率は‐0.42ptの2.80倍。求人数は微減し、転職希望者数が増加したため、求人倍率は下降。
【2024年2月15日発表】転職求人倍率レポートは、転職支援サービス「doda(デューダ)」の求人数(採用予定人数)と転職希望者数のデータを用いて作成しています。転職活動のチャンスとなる時期や採用が活発な業種・職種が分かります。

要約すると
・ITエンジニアだけ圧倒的な求人倍率になっている
ということです。
これは大手企業に絞ったものではありませんが、参考になる情報ではあります。

テックキャンプには黒い噂?もあるが、信じるべきか否か

良くも悪くも社長がYoutuberなので、良くも悪くもダシに使われがちなテックキャンプです。
多くの人がマイナスに捉える悪い噂だと
・SESに行くのがオチ
・基本的なことしか学べないので実戦向きなのか?
・卒業生が増えれば、卒業生内での競争が起きて良い企業にはいけない
・受け入れ先の企業が嫌がっている?
・事業会社に行けない
などなど、動画で見たことがあります。
私が思うに、「そりゃそうじゃない?」と思います。
そして、「半分近くは小金稼ぎの誇張表現だろうな」と思います。

そもそも、そういった噂自体意味のない情報です。
SESで不満たらたらならそこまでの人材ですし、
そもそも事業会社に行くことが正義とも言えません。

目的と目標を定めていない時点でどう転んでも、しょうもない文句を言うことになります。

…まぁそうは言っても
・事業会社(自社サービス企業)に行けるのか
・大半はSESに行くことになるのではないか
など気になるところではないでしょうか。

こちらに対する答えは公式でも発表されていますね。

Pict career change results

参考:テックキャンプ紹介ページ

上の図が2019年まで、下の図が2020年の3ヶ月間(最新)です。
・自社サービス企業への転職割合が30%減
・正社員になる割合が8%減
・SESの割合が10%増
これらがこの図から分かることです。

これだけ見れば、自社サービス企業を目指せる確率は下がっています。
昔の人たちは良かったけれど、今の人たちの方が大変ってことですね。

ただ、これは当たり前です。
どんな世界も先行者利益っていうものがあります。
私とかですと、そもそも2008年頃に未経験でIT業界に入ったので、
何も苦労せずに東証一部企業の自社サービス企業に入社しています。

後から参入する人たちが苦しい戦いを強いられるのは仕方のない話です。
市場は狭まっていますし、サービスが広まれば受講者も増えます。

IT業界は決してヌクヌク業界ではない

IT業界にいる者として「間違いなくこの世界は厳しい」と言えます。
・営業のように嫌々頭を下げる場面
・製造業のワーカーのように無限の時間を感じる仕事
・外回り系のような体力的なキツさ
はないです。「オフィスで座っている」「PCカタカタしている」「会議で喋るのが仕事」「戦略にも携われる」など良いイメージもあります。しかし、実際は
・やる気モノが多すぎて競争が激しい
・定時でサッパリ終わる人が生き残れない世界
・事業会社(自社サービス)であろうと、殆どの会社は鬼のように忙しい
・基本的には営業よりも給与が低い
・運動不足&キツさで体調不良になることもしばしば
など、ITで働く者としては言う程羨ましがれる職種でもありません。

むしろ、競争激しい業界、職種の1つに来る覚悟が必要です。
・一定以上に優秀な人たちが必死に働いている
・学生の頃からプログラミング関連の関わりを持っている
こんな人たちの集まりです。

「高校生からバスケを始めた人が小中からガチでやってた人に勝つ」
こういう戦いをしているということです。
負けて当たり前だと思えば、向いていないです。
そういうマインドだとこの世界では絶対に生き残れないです。

既にいる私としても
・将来性があると言われる仕事だから転職しにきました
・元受講生で基本的なことを学んできました。よろしくです。
って人たちに負ける気がしないです。
昔からこの業界にいる人は、少なからず先見性を持ち合わせています。
また、好きでこの業界の職種を選んで働いています。
・安泰だから
・楽だから
という気持ちで入ってきた人がヌクヌクできるような席を用意してはいないです。

テックキャンプを使って大手企業に行く方法

先ほどまで少し厳しいことを申しましたが、ナメた気持ちの方を振るいにかける必要があったからです。

まず、誰にでも出来る方法ではありません。
先述のように、
・既に何十年も働いている先駆者よりも優秀になれるポテンシャル
・今までも相当の努力をしてきた経験(IT業界は努力と根性が必要なため、そういった経験をしていないと入ってきたとしても厳しい)
・精神的にも肉体的にもタフな人(ITエンジニアはトラブルがあればいつでも対応しないといけないため)
が必要です。

その素質がないとせっかく高額のテックキャンプを利用しても
満足する結果にはならないかもしれません。
SES、言われたことだけをやり続ける受託開発など不満タラタラの結果になりかねません。

逆に素質があるとしたら、大手企業に行くチャンスはあります。
方法は簡単です。

①どこでもいいのでゴリゴリに働ける企業に転職する
②3,4年頑張った後に行きたい企業に転職する(大手企業も多くある)

これだけです。努力と才能さえあれば叶います。
大事なポイントは「死にたくなるくらい大変な企業に転職する」ことです。
後から来る人が既にいる人と同じ努力では勝てません。
まずは、強引にでも大変になる企業に行ければベストです。

IT業界は他業界と違って、中途歓迎です。
優秀であればウェルカムです。今までに何度も話していますが、実力の世界なので。

努力と才能があれば、テックキャンプでITの基礎を学んでそこをキッカケにして大手企業まで辿り着くことが出来ます。
テックキャンプから転職する企業を最終地点にすることは止めた方が良いかもしれませんね。
踏み台として考えば、一般的に言われる良い企業に行ける可能性が高いです。

大手企業や自社サービス企業に行けるタイプ

・努力できる人
・タフな人
これらは前提条件です。

前提条件さえ満たしていれば、誰でも大手企業に行けるわけではありません。
ブラック企業で死にものぐるいの努力をしても、報われない可能性も充分にあり得ます。

私は多くのITエンジニアを見てきたので、上手くいくタイプとそうでないタイプが何となく分かります。
・数学ができる人
・プログラミングが好きで仕方ない人
・気になれば、趣味で組んじゃうような人
・のめり込み体質の人
・人のために動くことが好きな人
こんな共通点があります。
一言で言えば、才能の世界です。

そもそもテックキャンプを利用しなくてもITエンジニアになる方法

今まではテックキャンプを経て大手企業を目指す方法で話を進めていました。
しかし、よく考えてみてください。

大事なことは「死ぬくらい忙しいITエンジニアの仕事をする」ことです。
テックキャンプはその手前の話です。ITエンジニアとして受け入れてもらうためにスキルをつけるプログラムです。
そもそも、ITエンジニアのスキルがなくとも、就職できればいいわけです。

自社サービス企業を大手企業と定義した場合、
テックキャンプだと行ける確率が下がっているので旨味があるとも言えません。

長々と前置きをしましたが、答えは
・転職サイト、転職エージェントで未経験ITエンジニアの仕事を探す
これだけです。

お金を払って、高確率で受託系orSESに行くくらいなら
お金を払わずとも行ける受託系やSESに行けばよくないですか。

Dodaやリクルートのサービスで探すと分かります。
未経験でも働けるITエンジニアの仕事はめっちゃあります。
その中でも見極めるポイントとしては
・出来れば受託企業が良い
・若い人たちが笑顔で肩組んでる系の社員がある企業は避けた方がいい
・給与だけに釣られない
・どんな仕事をするのかをしっかりと聞く
・ネットワークエンジニアがオススメ
というところでしょうか。

まとめ

目指せ!大手企業

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