【自由を得る】レールの上こそ至高な理由。レールの上で勝ち続けるには。

大手企業社員の戯言

レールの上の人生という言葉をご存知でしょうか。

日本のような経済大国はレールの上を歩く人生が可能です。世界に支社を持つ企業や海外から羨まれる企業が存在します。また、数多くの中小企業が存在しておりますので雇用に恵まれた国といえます。

それなりに勉強をして、それなりに真面目に過ごし、それなりに遊んで、それなりにルールがわかっていれば日本の企業は採用してくれます。そこでも真面目にやっていれば食いっぱぐれることはありません。

海外にいた頃があるのでよく分かりますが、これは非常に素晴らしいことです。海外の国々はまとまな産業が殆どなく、国際競争に負けている国ばかりです。そうなるとまともな雇用先もなく、全員が安定して働ける環境なんて夢のまた夢です。「明日の飯を稼ぐ今日」そんな人達が世界には山程います。

そんな現状を見て知ったことで
レールの上を外れても良いんじゃないの?と思う価値観から
レールの上でこそ自由が広がると思うようになりました。

そんな私ですが、レールの上がなぜ良いのかについて詳しく解説していきます。

目次

レールの上で勝ち残る人の特徴

Pay no Council Tax for up to a year | St Albans City and District Council

まずタイトルの回収からおこないます。

ズバリレールの上で勝ち残る人の特徴は「こだわれる人」です。
色々なかたを見てきましたが、こだわることを諦めた、怠った人からレールを外れていきます。

学生の頃は気づきませんでしたが、社会人になってからよく分かります。そして学生時代のことに当てはめてみても納得ができます。「まぁ良いか」「これくらいなら」「ちょっとしんどいっすわ」など物事に対して心から手を抜いてしまった瞬間、レールの上での戦いから降りていきます。

かくして私も学生時代の勉強はこだわれなかった人です。全然有名な大学も出ていませんし、能力もゴミでした。途中まで勉強にこだわっていたのですが、途中で諦めてからは転げ落ちるかのように何もかもこだわれなくなりました。その結果、その辺にいる大学生より雑魚な大学生だったと思います。

ただ、社会人になってからは少し違いました。運良く中堅企業に入れたのと周りの環境がすこぶる良かったこともあり、こだわることへの追求をし始めました。そこからは結構うまくいくようになり、レールの上でも良い位置に戻れたと思っています。

私のように1度レールの隅っこにいってしまっても巻き返しは可能です。完全に外れなければ。
では、もしレールの上から外れるとどうなるのかお話しましょう。

レールを外れる人は砂漠の中のオアシスを探している

砂漠の中のオアシスってどんな所?】ペルーの「ワカチナ」へ女ひとり旅~行き方や注意点 - なみへぇ×旅=『たびへぇ』ブログ

昨今、ネット産業が盛んになったことでYoutubeなどのSNSが有名になりました。ここで成功した人の特徴は「レールを外れた人」です。そして彼らはこの逆転劇のような人生を得意げに語ります。

人々はこのような上下に振れる人生劇に歓喜します。強い共感を覚えます。そして
「俺もこうなりたい。こうなれるんじゃないか」
という思考に1度はなります。

しかし現実は甘くありません。成功した人は素晴らしいと思いますが、何人の上に立っているのか。何%の確率でその立場、近しい立場になれるのか。1%もなく、それは砂漠の中のオアシスを探すのと同様です。

 

そして身を捨てて突っ込んだら最後。もう後戻りは出来ません。一生、一発逆転を探す人生です。オアシスを探し続けるのは辛いです。砂漠の上はとても辛く、立っているだけでも疲れます。しかし、歩かなければオアシスは見つかりません。

 

1度レールを外れた人に優しくないのが日本です。まぁ当たり前な話です。
日本の教育方針は均一化です。それが日本企業にとって1番良いからです。製造業で財を成し、金融で拡大した過去があるので
・しっかりとコツコツやれる人
・頭の良い(勉強が出来る、物覚えが良い)人
がほしいわけです。それに反して
・飽き癖があり、取り組んでいたことを止めてしまう人
・我慢に弱く、すぐに逃げ出してしまう人
・頭の悪い人
は歓迎されません。

最近ではIT企業も増え、スキル思考が高まりつつありますがスタートアップなどの若い企業に多く、まだまだ根深いお話しです。ビジネスモデルが確立されている古くからの大企業は以前と変わらぬタイプを欲します。それが今でも1番良いからです。

そういったルールがある中で喚いても仕方ありません。むしろ考えてみれば分かることがあります。
ルールに嘆くのはルールの外にいる外れた人です。彼らはルールに対してブーイングを飛ばしているようで、その背景はズルイ(羨ましい)、悔しい(負けている実感はある)という思いがあります。

心の底ではレールの上にいることが良いと分かっています。レールから外れているからこそレールの上の良さを理解しています。この感覚はレールの上にいる人よりも優れているかもしれません。

なぜレールの上を外れたがるのか

誤った判断をしてしまう理由は選択肢の多さにあった。脳内に生じた”ノイズ”が非合理的な決定をしてしまうことが判明 : カラパイア

レールの上にいる人も「起業してみたい」「なんかつまらない」「ベンチャー企業行ってみたいなぁ」などという各々の思考がめぐり散らかし、レールを外れたがる人がいます。実際に外れていくひともいれば、心の中にとどめておく人もいます。

なぜ、そうまでしてレールの上を外れたがるのか。安全を得ると不自由さを求める種族だからです。
古臭いバイクが時々壊れるのを直しながら乗りたい、山でテントを張るようなキャンプがしたい、今日はこっちのルートで帰る、など動物的にはおかしい非合理的な判断をします。

人間の我々からすれば、そこに味がある。幸福がある。など考えますが動物的にはまた不思議な考えです。

これらは一例に過ぎませんが、日本のように安定した場所にいると人はこういった非合理的な判断をしたがります。そこに価値があると感じます。そして1度そういった思考になると、自分を納得させるために良い情報を集め始めてしまいます。その結果、「レールから外れるのが逆に良い、全体的にはアリ」など意味不明な判断をしていまいます。

勿論、今まで持っていたモノは全て失います。お金も名誉も安全も保障も全て失います。もしくはグレードダウンします。そして気づきます。非合理的な判断だったと。

レールの上から外れたら本当に戻れないのか?

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令和ならワンチャン戻れます

何をもってレールに戻ったかとするかは人次第ですが、仮に30歳として
・年収500万円以上
・年間休日120日以上
・福利厚生充実
・残業代は全て支給
・日々成長を実感できる環境
・BtoBを除き、知れ渡っている企業
こんなところをレールの上にした時、少し前までの日本だったらかなりハードルは高めだったでしょう。しかし令和は違います。今もハードルが高いことに変わりはありませんが、レールに落ちる前の能力次第ではこのレールに乗れます。

・若気の至りでベンチャーにいったが、自電車操業をしているだけの会社で何も身につかなかった
・職種も業種も変えて挑戦したけど、思った感じと違った
・フリーターやりながら挑戦期間を作ってしまった
こんな経緯を経たとしても、レールから外れる前にしっかりとスキルを持っておりストーリーを作ることが出来れば戻れます。

逆に
・就職せずにフリーターしている
・たいしたスキルも持たず、途中で海外でワーキングホリデーをした
・良い仕事をしていたが、2,3年で退職し2,3年程空いている
これだと厳しいでしょう。もうその道で覚悟を決めるべきかもしれません。

レールの上に戻りやすい仕事

ズバリ
・IT
・機械エンジニア
・経理
・超大手勤務
・国家資格持ちの仕事
でしょう。職種で言えば3つ、ステータスで2つですね。学歴は含まれません。学歴で門をたたけるのは20歳前半まででしょう。それ以降は何の意味も成しません。学生から社会人のレールは超重要です。ここを踏み外すとせっかく、レールの王道を歩いてきたにも関わらず端っこを歩く人生かレールを歩く人を眺める人生です。

昨今はJOB型と言われる流れもそうですが、スキル思考です。それくらいスキルというのは重要です。スキルさえあれば、1度外したレールをギリギリのところで巻き返せます。

逆に営業職や人事、総務は厳しめです。供給過多な職種でわざわざ傷持ちの人を取る必要はありません。
また、マーケティングなど移り変わりの早い仕事も要注意です。あなたが戻ることにはもっていたスキルが使い物にならないこともあります。

レールから外れるのであれば、相応の準備をしましょう。

レールの上こそ自由と幸福がある

Freedom and Flexibility | Outcomes Business Group

自由や幸福を求めてレールの上を外れようとしているのに何を言っているんだ

そう思われた方もいるのではないでしょうか。否。
レールの上にいるからこそ自由と幸福があります。

自由はお金で買えます。幸福は気持ちの問題です。
今までの話から分かるようにレールから外れることはお金を失うことと同義です。そして、そもそも幸福はどこにでもあるものです。場所を変えたり、付き合う人を変えれば良いって話ではありません。見つける力の問題です。置かれた環境でどう幸福を感じるかです。

そういった前提をもってすれば、レールから外れても自由と幸福はありません。
むしろレールの上にいるからこそ自由を手に入れることができます。海外にも行けますし、夜遊びだって出来ます。趣味にお金もかけられます。社会人なのに出来ないと言う人はシンプルに頭が悪いだかこだわれない人(レールで勝ててない人)です。お金はきちんと管理すれば支出は減り、収入は増えます。

幸福はレールの上でも見つかります。異性との出会い、良い場所に住む、楽しい仲間と過ごす。何でも良いんですが、レールの上でしか感じれない幸福もあります。

ここまで聞いてもレールを外れてみようと思うかた

いってらっしゃい!!

基本的にレールの上派なので賛同はしませんが、応援はします。
ただ、茨の道ですので頑張って下さい。片道切符かもしれません。

20代半ばにしてたいして成功もしていない人が今更成功できるかは疑問ですが応援します。

まとめ

たまにレールの上から外れさせようとする我思考の民。やめろ。

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