Youtuberの歴史を纏めた記事です。
本日はたっくーTVれいでぃおことたっくーさん。ラジオ系Youtuberであり、コアなファンが多い方ですがどんな歴史を歩んだ方なのでしょうか。
彼の生き様を簡潔に纏めていければと思います。
目次
プロフィール
名前 | たっくーTVれいでぃお(澤村 拓) |
生年月日 | 1995年12月25日 |
血液型 | A型 |
身長 | 170cm |
体重 | 56kg |
出身地 | 福岡県 |
所属事務所 | 株式会社カラフルコネクト |
職業 | お笑い芸人 |
たっくーさんは間合いのとり方やトークの進め方など喋りが上手いことが特徴です。お笑い芸人時代に鍛えたものと元からのポテンシャルがあるように思えます。
1995年生まれと言えばYoutuberだとレぺゼン地球/DJ銀太さん、北の打ち師達/ふぇると・はるさん、スカイピースさん、まあたそさん、禁断ボーイズ/モーリー・メサイアさんが有名どころでしょうか。1度ブームがきた後に今は落ち着いている人が多いですね。
有名人だと川口春奈さん、土屋太鳳さん、りゅうちぇるさん、桐生祥秀さん、松井裕樹さん、が有名どころでしょうか。芸能界、スポーツ界共にこれからも気になる方揃いですね。
高校卒業後に「自由に働きたい」という気持ちが強くありました。そんな中でやりたいと思えることは「お笑い芸人」「調理師」以外はなかったようです。そのような背景があり19歳の時、ツルクコウダイと出会い、お笑いコンビ「オーキードーキー」を結成。
ではここからは時系列をなぞりながら生き様をみていきましょう。
学童期〜思春期
たっくーさんは母子家庭で育ちます。3人兄弟の長男として生まれ、非常に貧しい家庭で過ごしたそうです。それ故に学校で指定の物を買ってくるように言われた時は
「学校で使うならお前らが買えよ」
と思っていたようです。長男故にお下がりもないですからね。「子供心と自分のせいじゃない」という気持ちも交ざって苦労されていたと思われます。
また、友達から「痩せてて良いなー」と言われることもしばしば。ただ、食事の量も決まっており食べたくても食べられない状況だったので
「普通に食べてるだけだし、どうすればそんなガッシリなるのか分からない」
と思っていたようです。
学校では友達は多く、楽しい生活はしていたようですが、いじられることが多く、「自分の人生はこのまま我慢し続けて終わるのかな」とネガティブな気持ちで生活を送っていたそうです。
青年期
高校卒業後、進学せずにパチンコのホールスタッフとして働き始めます。パチンコ店で働き始めた理由は「お金を貯めてお笑い芸人になるため」でした。たっくーさんはこの時から「自由な仕事がしたい」という気持ちを持っておりました。ただ、当時は周りへの見栄や成り上がりたい、目立ちたいという気持ちが強かったようです。
そんな中で元相方のツルクコウダイさんと出会います。2人の出会いのきっかけはなんとネットの掲示板でした。たっくーさんがお笑いコンビの相方をネットの掲示板で探していたところ偶然見つけたのが3歳年上のツルクコウダイさんだったそうです。そんな奇跡の出会いを果たした2人はお笑いコンビオーキードーキーを結成します。
オーキードーキーは以下のような形式でコンビを作りました。
ツッコミ担当:たっくーさん
ボケ担当 :ツルクコウダイさん
たっくーさん曰く「当時の2人は尖り散らかしており、ネタもかなり過激なものが多くライブに出演しても滑るのが当たり前」だったそうです。
そしてテレビ局やイベントの関係者からは「コンプライアンス的にそのスタイルではラジオやテレビには出られない」と言われ福岡1の嫌われ芸人というレッテルまで貼られることになりました。
若さ故、実力がない故にプライドが先行してしまい、立ち回りまで気が回っていなかったようです。
たっくーさんはその当時の心境を
「お笑いの世界が思ったのと違う。自由そうに見えるが厳しい現実を知った」
と話しており、お笑いを始めるきっかけとなった「自由な仕事がしたい」の実現は難しいと思うようになりました。
彼らにとっては初めての大人の世界で戸惑いも多かったでしょう。「なぜそんなルール?」「オモロイからいいやん」「笑いを理解できていないだけ」といった気持ちが先行してしまい、ステークホルダーまで意識しきれない、若い方あるあるな状況だと伺えます。
「youtube ならもっと自由が効くんじゃないか?」
とたっくーさんをスカウトしたそうです。その提案を受けた彼は
「人間関係をほとんど必要としないyoutubeの世界は本当の意味で自由なんじゃないか」
と受け入れ始めることを決意します。
「必死にできることは全部やろう」
という前向きな気持ちで動画投稿を続けます。そんな中、心が折れかけるような出来事が次々に起こります。
・自分で作ったオリジナルの名刺を駅前で配るがその辺に捨てられる
・頑張って作った動画の youtube のコメント欄に「迷惑なんでやめてください」と書き込まれる
・お金がなく税金はローンで借金して納付する生活
などなど彼はこのことを思い出すだけでも未だに胸が苦しくなるそうです。
と話していました。その言葉通り彼は youtube で生きていくため毎日1人で12時間から14時間ほどパソコンに向かって成功する方法を考えては勉強し、できなかったことや目標などひたすら紙に書きだしていたそうです。
1年の期間を経てようやくたどり着いた新たなスタイルでここから圧倒的な成功への自信とともに人気を爆発させていきます。
「来月で目標いかなかったら youtube やめます」
という動画です。何とチャンネルを開設した約1カ月後の9月末までに登録者が2000人を超えなければ youtube を辞めるという内容でした。
2000人という数字は当時のたっくーさんからしたらかなり厳しい難易度でした。視聴者の誰もが無謀なチャレンジだと思っていました。また、自分に課した試練をだけではありません。自分が所属していた事務所に対しても
「これがうまくいかなかったら2ヶ月で辞める」
と後には引けない宣言をしました。たっくーさんが視聴者事務所に対してここまで言えるのは自分が見つけた新しいスタイルラジオ配信に絶対的な成功への自信があったからだと思います。その言葉通りたっくーさんのチャンネルは9月末までには余裕で1万人超えという快挙を成し遂げました。
ただ、彼がお笑い芸人時代から持っている饒舌なトークとテンポよく進むルームを上手く編集で繋ぎ
視聴者を魅了したのも大きな要因と思えます。
事の始まりは2018年2月18日の夜に一通のメールがきたことがキッカケです。
何とそのメールには「殺害予告爆破予告脅迫」の3コンボが記載されていたのです。
「特定の動画を全て削除しろ。もしくは30ビットコイン払え」
というものでした。30ビットコインは当時日本円に換算すると4000万円に近い金額です。たっくーさんは事務所と相談し、流石にお金は払いませんでしたが指定された動画すべて削除することにしました。
たっくーさんは自らの影響力を利用し、動画内で他チャンネルの宣伝を開始します。
勿論、有料ではありますが2,3万円の報酬で動画制作を行ない30秒の紹介をおこなうものでした。
多くの方が応募をされる中でもこまめに対応して紹介をおこなっていました。
たっくーさんの動画で宣伝+動画制作までおこなってもらえることを考えると2,3万円は破格の安さであり、最低限の労働対価でおこなっていました。
現在は応募数の多さに一次閉鎖をしておりますが、彼の人柄がみえる企画でした。
動画2投稿目からネタで取り上げ、その後もちょくちょくネタで取り上げてきたブンジンさん。
たっくーさんの性格だと思いますが、純粋に一生懸命やっている方を好む傾向にあります。たっくーさんにとっては夢のコラボだったでしょう。
現在も交流があるようでたまにコラボをされています。
当時からコレコレさんのファンだったらしく、待望のコラボ企画だったようです。
当初からネタで取り上げてきたカンタさんと元より親交のあったゆゆゆたさん。
この動画がたっくーさんの動画では最も再生数が多い動画です。
若者に農業への興味を持ってもらうため実際にたっくーさん本人が農業に取り組まれているチャンネルです。農家の人手不足解消に一役買ってれる行動力とてもカッコイイですね。実はたっくーさんのこういった社会活動の背景にはしっかりとした理由があるんです。
それは自分がやっている社会活動に対して、
「誰か一人が社会活動したところでう良くなることはない。全くやらない人がほとんどなのも事実」という現実を深く理解した上で「他の人たちよりも頑張っているよ」と自分に言い聞かせられるのが生きる上でのモチベーションとなっているそうです。社会に貢献するというより啓発的な意味合いが強く、農業以外にも若者が色々なことにチャレンジできる学校を作りたいという幅広い未来の視野に入れているたっくーさんの今後も目が離せませんね。
現在(2020年11月時点)農業チャンネルは休止?しているようです。身内の問題、共演者の問題、コロナの問題など複合的な要素だと思われます。
なんと、高校卒業後に結成し解散したオーキードーキーを再結成することを発表されたのです。
彼らが4年ぶりのお笑いコンビの活動を再開することになりました。
コンビ復活の背景についてに気なる人も多いと思いますが、実はたっくーさんの説得があったそうです。それは「オーキードーキーで再び漫才をしたい」というシンプルかつ深い思いを伝えツルクコウダイさんを説得し再結成することになりました。
そして早速コンビ復活を発表した
会場にいる観客はもちろん漫才をしている2人も楽しそうででした。
たっくーさんはコンビ復活と別に一つ大きな目標を掲げました。それは
「お笑い界の頂点を極める M1グランプリへの挑戦」
でたっくーさんは動画の1つのネタとして挑戦するのではなく、
「芸人からYouTuberになる人が多い中、YouTuberからM-1の決勝に行ったら面白いんじゃないか。ツルクコウダイとだったら可能性あるんじゃないのかと感じた。」
と感じたと動画内で真剣に思いを語っていました。
そしてたっくーさんはこの挑戦を本当に実現させるため、過酷な試練を自分たちに与えます。
再結成を決めたオーキードーキーに期待が高まっている中、無謀なチャレンジへと突き進んでしまいます。
「2020年6月30日迄にサブチャンネルたっくーTVオーキードーキーのチャンネル登録者数が20万人達成ツイッターアカウントのフォロワーが2万人」
を突破しなければツルクコウダイさんが引退することを発表したのです。なので目標値に届かなけれ
ばオーキードーキーは事実上解散となってしまいます。強い意志と覚悟が伝わります。
そしてこのことを発表してからツルクコウダイさんはサブチャンネルの動画撮影、24時間配信、そして amazon ギフト券を10万円を配るなどしてツイッターのフォロワーとチャンネル登録者数を増やしていきました。
そして、2人は最終日の6月30日を迎えてしまいますが、この時点でサブチャンネルの登録者数は187,588人、Twitterのフォロワーは19,944人という結果に。
そしてたっくーさんはこの最終日にどうにか目標値を超えるようにと
「20万人いかなければ即引退」
というタイトルで生放送します。この配信では視聴者に登録を呼び掛けるとともに、ゆゆゆたさんやナオキマンションさんなどと通話しさまざまな場所から拡散を手伝ってもらいました。
しかし、結果 twitter のフォロワー目標値に達したものの、チャンネル登録者数が20万人に届かずタイムオーバーとなってしまいました。
この配信を期にツルクコウダイさんは引退を発表しました。
そしてたっくーさんは
「目標の数値に届かなかったことに対して自分で決めた勝負に負けたと話し自分たちは
全力でやった結果がこれだったので単純な力不足だった」
と言い訳をせず現実を受け止めてまた前に進むことに。
ただ、3ヶ月で7万人近くチャンネル登録者数が増えたのは他のユーチューバーと比べてもすごい実績です。
この動画でちゃっかりと戻り、今ではサブチャンネルでいつも出てくるようになりました。
たっくーさんは他のYoutuberよりも大人で良識、常識のある方だと思っただけに残念な出来事でした。
結局、有言不実行と言いますか、身内には甘いと言わざるをえません。
遅刻をして開き直りをするツルクコウダイを身内に抱えるリスクは計り知れませんし、
「結局、戻ってくるんかい」と視聴者を呆れさせた形になっていますが、
そこも含めて、結果が全てです。
今後の動きに注目したいですね。
その他
という事件でした。これはコレコレさんの生放送中に被害を受けた女性からのタレコミが発端となります。
コレコレさんと親交のあるたっくーさんはこの生放送に呼ばれ、
コレコレさん、たっくーさん、編集者(なすびさん)
で事実確認をする事態となりました。
こういった事実が信頼していた身内から起きたことに強い憤りを感じつつも自らの責任だと強く反省しました。
その後は編集者の解雇、1週間程の動画謹慎をおこない事態を収めました。
数々のモノマネの中でも関暁夫さんのモノマネを得意とし、好んで多用していました。
それらの動画を見た関暁夫さんが「面白い!共演したい」と誰よりも笑っていたようで連絡が入り共演が実現しました。
たっくーさんの動画は芸能人からも見られており関暁夫さんを始め、misonoさんとの共演も実現しています。これからも芸能人との共演があるかもしれませんね。
まとめ
テンポ良く、言葉のチョイスが良いラジオ形式のYoutubeチャンネルで一躍有名になったたっくーさん。勢いそのまま100万人を突破し、今も尚活躍しているのは「意義のあることを実行する姿」や「大人の分別を弁えている姿」「ハッキリと言うことは言う姿」に好かれた方もいるのではないでしょうか。
若くして色々な経験をされておりこれからの活躍も目が離せませんね。
コメント