【必勝法】出世するには。同期に勝ち、先輩を抜くには戦略と戦術が必要

大手企業社員の戯言

最近は「出世したくない」という若者が増えているようですが、実際に社会人として働いていると、一生懸命働く若者が多いように思います。その先には出世したい気持ちを感じますし、ヌクヌク働いてやろうという気持ちも感じません。

なぜなら、人はいつだって勝つことが好きだからです。本能的に優れた人間だと証明することを欲しているからです。特に男性はその感じが顕著です。また、ある程度の会社に入ってくるような人材は勝ちも負けも経験しているので、勝負ごとを好みます。なので、時代は変わってもそれなりの企業から大手企業にいるような社員は出世をしたがりますし、それはとても自然なことです。

一方で世の中的に「出世したくない」なんてワードがバズっているのかと言うと、今はネットで何でも拡散できるからです。
①ダメな人間ほどネットで愚痴る。誰かに聞いてもらいたい。声がでかい
②同じようにダメな人間が共感する
③バカは感情的なので、自分の意見をつけて、強く拡散する
この連鎖が起きがちだからです。別に今も昔も「出世したくない」という母数はそこまで変わっていないと思います。ただ、今と昔はネットの有無です。これにより、少数が持つどうしようもない意見がマジョリティのように拡散されます。

そんな話はどうでもいいのですが、本日は一生懸命働く若者や危機感を持っている若者に向けて、出世を狙う場合の戦い方をお伝えしようと思います。

目次

出世するには絶対的な条件がある

出世する人たちには共通点があります。
・上司からの信頼がある
・結果を出した
この2つが重なった時です。上司からの信頼が厚くても、結果を出していないと出世させるための理由が作れないので、上司の上司に昇進のYESを取ることができません。
結果を出していても上司の信頼がないと、それも出世できません。個人で成果を出せても、チームになると周りのワークエンゲージメントを下げたり、扱いづらいと感じる人はチームにマイナスをもたらします。上司の好みで出世させない面も多少はありますが、それよりも、会社としてマイナスな存在だからです。そういった人はプレイヤーとして成果を出してもらえれば良いと思われ、皆を管理する側にはなれません。

必要なのは、信頼と結果が交わった時です。それを踏まえて、日々どういったことを心がけたり、行動していけば良いのかをお話していきます。

上司との人間関係は大事にする

必須要件にもある上司との関係性です。関係性というと「好かれる」ために「媚を売る」ことに帰着しがちですが、それが答えとは限りません。好かれる方法はいくつでもあり、
・頼りになる
・面白い
・人間的にできている
・いつでも素早く動いてくれる
など何でもあります。その最底辺に「媚びを売る」があるだけです。

そして、「好かれる」「確かな関係性」というのは上司によって異なります。
・仕事ができる頼れる人を好む人
・面白い人を好む人
など上司によって異なります。それは各々が見定めるべきことです。個人的な意見としては「素早く動けるフランクな奴」です。これは大体の上司に好かれるタイプです。別に仕事が秀でてできなくてもOKであり、誰でも出来ることです。
・上司からの依頼には素早く対応
・上司がオフな時は笑顔で接する
こんな感じで対応していけばいいだけです。

同僚、部下に好かれる人間性を持っている

営業のように分かりやすい結果を出しづらい原価(間接)部門に対してのお話です。数字による結果が分かりにくい部門というのは、
・仕事の精度
・協調性
・推進力
といった分かりづらいけれども、何となくそうだよね。といった項目を複合的に入れながら評価します。その中でも同僚や部下に好かれる人材というのは評価されがちです。なぜなら、こういった部門は基本的に協力作業で成り立つためです。だからこそ、皆に好かれ取りまとめられる人は貴重であり価値があります。

好かれる人というのは、何とも難しい話であり、今日明日で解決するような話でもありません。ただ、基本的に抑えていくことは
・誰に対しても敬意を持つ
・笑顔で接する
・周りの仕事内容に興味を持つ
・困っている仲間をサポートする
・雑談したそうな時は軽く話を振ってみる
といったことでOKです。特に大事なことは敬意と笑顔です。間違っても傲慢で気難しい奴にはならないでください。

原価(間接)部門であろうと費用を意識した言動を心がける

こちらも原価(間接)部門に向けたお話です。出世して昇進していくと、原価の数字をみるようになってきます。
・人件費
・販売管理費
など、使うお金がどれだけのものなのかを知ることになります。だからこそ、担当者の頃からこういったお金を意識した言動のできる人は将来性を感じます。そして、お金を意識した人とそうでない人では発する言葉が異なってきます。
A「このツール入れたり、人増やしていきましょうよ」
B「このツールはコスパよくないですねぇ。人入れて解決するのは簡単ですけど、何かないんですかね。」
といった具合です。

お金を使う部門だからといって、その立場に甘んじずに会社のお金を使っていると意識しましょう。お金を使わず解決するというのは、利益に貢献している側面があります。まずは頭を使い、現状の解決ができる方法を考えるクセをつけてもらえればと思います。

自分に甘えた目標を作らない

これは主に営業への話です。要するに分かりやすい数字目標があるような部門です。
上司は部下を評価するにあたって、目標への達成度合いをみます。なので、部下としては達成できそうな目標が良いと感じてしまうのは自然な話です。しかし、上司も同じような目標を立てていた過去があるわけです。部下の目標が甘えた目標なのか頑張り目標なのかを判断するのは難しい話ではありません。

もし、目標が「こいつ自分に甘いな」と思われるような目標感だったらどうでしょう。高みを目指せない人間という見方もできてしまいます。そう思われるのが最悪です。そう思われるくらいなら、明らかに厳しいと思えるくらいの目標の方が100倍マシです。
たとえ達成できなくとも、そこまでに向けた努力はしっかりと評価されます。

しかし、500万円が妥当な目標に対して1000万を目標にするのはナンセンスです。ただのバカに見えます。厳しくも現実的なラインを見極めて目標を定めましょう。

丁寧な言動とノリの使い分けができる

出世していくということは、接する人たちが変わるということです。
出世すればするほど、よりしっかりした人たちとコミュニケーションを取ることになります。だからこそ、そういった高い役職者たちと接する言動ができることは非常に重要です。

常に丁寧な言動をしろ。というわけではありません。きちんと使い分けができれば問題ありません。上司とちゃんと接する時や社外の人と話す際にしっかりしていれば問題ないです。そういった時に軽い言葉を話すようだと、「こいつはおっかないな…」と見られてしまいます。

普段フランク寄りな人でしたら、ちゃんとする時はちゃんとするというのを心がけましょう。

ダメ認定されると出世の道はほぼ閉ざされる

これまでは出世の話をしましたが、然るべき努力をしても出世出来るとは限りません。
それは「ダメ」イメージがついてしまっている時です。
このイメージがついてしまっていると、超絶苦労します。良いイメージのある人と同じことをしても全然評価のされ方が違います。また、ダメイメージがあると何かと必要以上にツッコまれるので業務の進行も難しくなります。そして、主任レベルにはなれるかもしれませんが、早い段階で役職が頭打ちします。

私ならば、ある程度の基礎力と技術を身につけたら転職が良いと思ってます。
新しい環境である程度の実力から臨めば変なイメージはつきません。その新しい環境から出世を目指す方が何倍も楽で現実的です。

まとめ

出世していきましょう!

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