【海外勤務経験あり】スキル重視の世の中で英語を身につける価値+良い勉強法とは

国内就職・転職系

日本のGDPが1位に迫る2位の時代はトップダウンで仕事をしていれば良い時代でした。優れたプロダクトを優れたビジネスモデルで世界展開できていたため、それに従っていれば皆が稼げていました。

しかしながら、ここ数十年で大きく変わりました。
・中国の台頭
・スマホシフトへの出遅れ
・外資サービスが日本の隅々まで入り込む
・政治や民間企業の腐敗
等々、日本にとっては良いニュースが起きなかった時代です。それにより、GDPは3位に落ち込み将来にも期待が持てない状態です。上司の言うことを聞いていても人生は保証されませんし、落ち込む産業に身を投じていればいずれ職を失うリスクもあります。だからこそ、スキル重視の風潮が強くなり生き抜くための処世術をつける時代になってきています。

私は大した人間ではないですが、それなりに色々な経験はしてきました。
・IT職種
・マネジメント経験あり
・海外勤務
・営業経験あり
・大企業とベンチャー企業の経験あり
といったような経験です。大企業とベンチャー企業の良し悪しもわかりますし、ITと営業の良し悪しもわかります。日本と海外の良し悪しも自らの経験で思うことがあります。その中でも英語に関する話をしたいと思います。海外勤務をしてきた中で英語が役になったのか、英語を学んでおく価値はあるのか、英語は将来性のあるスキルなのか、など英語を中心とした話をしていきます。

目次

英語は覚える価値有り

結論から申し上げますと英語を覚えましょう。
今までは「英語があればいいよねー」の雰囲気でしたが、現在やこれからは「英語できないんだ…(学がないんだね…)」という雰囲気になってくると思われます。「またそんな煽りイカですか…」と思うかもしれませんが、英語の価値はどんどん上がっています。風潮がどうなるかはおいておいても、英語が使えることによる市場価値は高くなることは必然と言えます。

また、社会人になってから「グローバルな環境で働きたい」と感じる人も少なくありません。そうなった時に「英語ってやっぱいるのかなぁ…」と感じると思いますが、その辺りの方に向けても英語が必須だと思える理由についてお話します。

理由① 海外勤務したいなら英語は必須

各ブログ様々な言い方をしていますが、海外勤務をしたいなら英語は必須と言えます。
海外勤務の中には色々な種類があります。
①駐在員(大手メーカー、総合商社、メガバンク、各種IT系)
②駐在員(専門商社、メーカーの一次請け)
③駐在員(メーカーの二次・三次請け、各種サービス業)
④現地採用
といったように駐在員も様々でありながら、現地採用という区分もあります。この中でいわゆる「想像する良い駐在員生活」をするのであれば、①②に入る必要があります。その場合は英語が必須と言えます。英語力がないと駐在員に選ばれなかったり、仮に技術をかわれて駐在員に選ばれたとしても大変な駐在員生活になります。もちろん、仕事中は通訳がつくのでそこまで困らないかもしれませんが、やはり仕事の精度は落ちますし、私生活の行動範囲も狭まります。③④であれば、英語力がなくとも可能なケースもあります。しかしながら、給与面や海外における立場で苦労することが多いです。

理由② 日本にいても英語が準必須になる時代がくる

現在の日本は日本人が多く日本語で各種サービスを享受することができます。しかしながら、出生率の低下に伴う対策として外国人労働者を積極的に迎い入れています。この流れは暫く止まることはありませんし、ドイツを例にあげればその割合が増えていくのは読める話です。

外国人が増えればどうなるのか。治安の悪化や「日本なのに外国人が偉そうにするな!」的なことがあるのとは別に英語の看板や外国人向けの店や英語の接客が増えていきます。このパターンの外国人は子供を積極的に産む傾向にあるため、そのペースは加速します。

そうなってきた時に英語力は一定の価値を発揮します。単純に英語が使えるだけでバイト先やビジネスチャンスが増えます。英語が使える知的労働者であれば、外国人向けのサービス企画側で登用されるチャンスが増えてきます。

理由③ セルフブランディングにも役立つ

現状の日本社会で英語が使える人材はそう多くはありません。外資企業や海外展開の多い企業であればそれなりに英語を使う人がいるため、そこまで価値はありません。しかしながら、そういった企業にいなければ英語を使える人はあまりいません。そこで英語が使えるだけで見られ方が変わります。

会社の中で自分のポジションを確立するためには先輩社員や上司とは異なるスキルを持つことです。先輩社員や上司の劣化版である限りはポジションを作りづらいですし、いつまで経ってもやんややんや言われる側です。しかしながら、先輩社員や上司の持っていないスキルを持っていると頼りにされることがありますし、そのスキルを活かす場があれば対等な立場で物事を考えられる立場になっていきます。

理由④ 選択肢が広がる

英語ができることは選択肢を広げます。応用の効きやすいスキルであるため、他のスキルを得るよりも選択肢の広がり方が大きいです。あなたの年齢や状況により選択肢の広がり方は異なりますが、
・海外駐在員のチャンス
・コミュニケーションの幅が広がる
・ビジネスチャンスが増える
などなど、チャンスが増えます。ビジネスは自分から掴むこともありますが、多くのケースは到来したチャンスを逃さない握力です。英語があることでその到来するチャンスの回数を増やすことができますし、そのチャンスを掴む握力を得ることができます。

理由⑤ 年収が上がりやすい

英語ができるだけで年収が上がることはありません。しかしながら、ビジネスマンであれば今の仕事に英語を掛け合わせることで年収を上げやすくなります。なぜなら、現在の大企業は海外での売上比率が伸びています。これはM&Aによるものが多いですが、買収した企業を管理する人や買収した企業との連携していく人材などが必要だからです。現年収がそれなりにある人が一段階年収を上げるための方法として英語力のあることは有効と言えます。

しかしながら、英語の一辺倒だと年収が上がることがありません。なぜなら、世界的に見た時に英語圏の国に住む人が多く、そこの住む人は普通に英語を使います。そこの住む人は年収800万、1,000万でしょうか。いえ、200万以下も大勢います。このように英語が使えるだけでは殆どの価値がありません。英語×○○が重要な考え方です。1,000万を超えたいのであれば英語×○○×□□の3掛けしていくことです。

英語を効率的に覚える方法は3つ

英語を覚えたいと思い色々なことを調べて実践してみても「上手くいかなかった」という経験をしたり、そういった経験をした人を見かけがちです。これは私の持論になりますが、
【大前提】
幼少期から英語の環境に住んでいれば誰でも英語は使える
【英語を第二言語として学ぼうとする日本人】
日本語とは文法や感覚が異なるため覚えづらい。その上で論理的、理屈っぽい人ほど「全部ちゃんと覚えないと」「なぜこうなるんだ」ばかり考えてしまい上達しない。逆に感覚派な人ほど意外にすぐ覚える。そのため、一流大学の理系人材よりもF欄文系の方が英語が使える現象は珍しくない
というものです。とは言いつつも、理由はどうでもよくて覚えたいと思わなければなりません。重要なことは自分に合うパターンを見つけることです。自分に合う方法で学ぶことが効率的な学習と言えます。

スタディサプリ English

スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン
これは理系人材に合うパターンだと思っています。もちろん、文系の方にも合うとは思いますが、私が見てきた中では理系の人の方がしっくりきているイメージです。なぜなら、先程述べたように、構造からしっかり理解しようとしたり元々の学習能力が高い傾向にあるため、コーチをつけて細かく聞きながら理解する仕組みが合っています。

また、このスタディサプリENGLISHはTOEICのスコアを定量的な目標として置いています。数字が好きな理系人材の方がこういったTOEICのスコアを目標におくのはわかりやすく満足できます。「英語は自信」みたいなところがありますが、TOEICのスコアを上げて自信をつけて、思いっきり話せるようになるという流れも期待できます。

留学等で現地に飛び込む(学生時代)

現地に飛び込むのは文系人材が得意な領域です。しかしながら、社会人になってから海外に飛び込むのはリスクがでかいです。キャリア等を失うリスクがあるからです。やるなら学生時代です。留学等で海外に行く機会があれば、積極的に利用するべきです。

現地に飛び込むのは効率的に覚えられる上に自信がつきます。「自分、喋れるやん」という自信は圧倒的です。しかしながら、飛び込めば覚えられるわけではありません。内向的なタイプやコミュニケーションベタな人は海外に飛び込んでも微妙な結果になりがちです。結局、日本人とつるんだり家に引きこもりがちです。そうならないのは文系人材の方が多く、該当するのであれば若い内に海外に行って、生の英語を覚えるのが吉といえます。

会社の制度を利用する(大企業)

これは意外に知らない人もいるかもしれませんが、大企業は海外駐在員に対して事前の学習機会を設けることがあります。会社のお金で英語学習の教室に行けたりします。効率的かと言われれば、ちょっと違うかもしれません。しかしながら、1番コスパは良いです。なぜならお金がかからないからです。覚えるために時間がかかるかもしれませんが、有料のサービスを無料で受けられるのは最大のコスパといえます。

まとめ

現状は英語ができなくてもそこまで苦労することはないですし、なにか大きな影響を及ぼす感じも原体験としてそこまでないと思います。しかしながら、何事も先行者利益です。流行ってからそのスキルを覚えても1番の旨味はありません。需要が高まる前にそのスキルを持っておくことが重要です。英語はそのスキルの一つといえます。既に使える人も多いため、ゴリゴリに先行者利益があるわけではないですが椅子の多い仕事ではあるため、そこまで杞憂する必要はないと感じます。英語を覚えて周りとの差別化を図っていきましょう!

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